マタニティ(妊娠中/産後)
2014.11.14
産後も消えないって本当!?意外と知らない「妊娠線」の基礎知識
多くの妊婦さんが「産後も残ってしまうのでは?」と気にする妊娠線ですが、まずは妊娠線ができる原因を理解することが必要です。こちらの記事では妊娠線のできる仕組みと妊娠ボディケア方法についてご紹介します。
妊婦さんが気にする妊娠線。実はその正体をよく知らない人が多いのでは?おなかの真ん中にできる「正中線」は産後消えても、「妊娠線」は一度できると一生消えません。妊娠線の仕組みを知って、後悔しないようにしっかり対策をしましょう!
目次
妊娠線は「皮膚のひび割れ」です!
妊娠線対策のために、まず、妊娠線ができる仕組みを知っておきましょう。
妊娠線は10か月という短期間におなかが急激に大きくなることで、その変化に皮膚の伸びがついていけけず皮下組織が断裂してできるもの。言わば、「皮膚のひび割れ」です。一度できてしまうと、産後に目立たなくなることはあっても完全に消えることはありません。
妊娠線はおなか以外にもできる危険が!
妊娠線ができるのはおなかだけではありません。妊娠線は急激なサイズアップに皮膚がついていけないことで起こります。そのため、おしりや、二の腕、太ももの内側やバストなどにもできることが!おなか以外にも注意が必要です。
早い人は妊娠4ヶ月でできることも!
妊娠線の一番できやすい危険な時期は、おなかがぐっと大きくなる妊娠8~10か月頃です。でも、「おなかが大きくなってからケアすればいいや~」なんて油断は禁物!早い人だと妊娠3~4か月頃に妊娠線ができてしまいます!
2011年2月ナチュラルサイエンス調べ(n=785)お腹の中心にできる「正中線」と「妊娠線」は全くの別物です
「おなかの真ん中に茶色い1本線ができたけど、これが妊娠線!?」
…妊婦さんからよくある質問です。この1本線は「正中線」とよばれるもので、正中線は妊娠中に活発になるホルモンの影響でできるもの。妊娠線とは異なります。
正中線は、一時的なもので出産後は次第に薄くなっていきますので、そんなに気にする必要はありません。でも、妊娠線は別!産後も消えずに残ってしまうので、妊娠中のケアがとても重要です。
妊娠線について、意外と知らなかったことも多かったのではないでしょうか。次回は妊娠線の対策やアイテム選びの方法をご紹介します♪