マタニティ(妊娠中/産後)
2023.04.04
【しっとりキレイな肌へ】妊婦さんの「後悔しないボディケア」のコツ
マタニティお役立ちコラム【【しっとりキレイな肌へ】妊婦さんの「後悔しないボディケア」のコツ】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
多くの妊婦さんが気になる「妊娠線」。妊娠線以外にも、妊娠中は肌トラブルがとても多いのをご存じですか?産後に後悔しないよう、今回は妊娠線のしくみや、ほかの肌トラブルを防ぐための妊婦さんのボディケアのコツをお伝えします。
意外と知らない、「妊娠線」の基礎知識
「妊娠線ってこわい!」と思いつつも、実は妊娠線がどんなものか知らない人は、意外と多いのではないでしょうか?
「妊娠線」とは、10カ月という短期間におなかが急激に大きくなることで、その変化に皮膚の伸びがついていけずに真皮(皮下組織)が断裂してできるもの。言わば「皮膚のひび割れ」で、「肉割れ」とも呼ばれます。
おなかの真ん中にできる茶色いまっすぐな線を、妊娠線だと勘違いする方が多いですが、これは「正中線(せいちゅうせん)」と呼ばれるもの。妊娠線とは別物です。正中線は色素沈着によるものなので、産後は自然と薄くなります。しかし妊娠線は、真皮にまで及ぶひび割れのため、一度できてしまうと完全に消えることはまずありません。
妊娠線だけじゃない!妊婦さんはボディの肌トラブルに要注意
妊娠すると、羊水や赤ちゃんの体をつくるためにママの体の水分が優先的に使われます。そのため、いつも以上に肌は乾燥しやすい状態に!乾燥は妊娠線の一因になるだけでなく、かゆみ、粉ふきなどの様々な肌トラブルの原因になります。妊娠中の乾燥による肌トラブルを防ぐためにも、妊婦さんは特に念入りにボディケアをしましょう。
妊娠したら「妊婦さん専用のボディクリーム」でケアを♪
妊婦さんのボディケアはとても大切ですが、アイテム選びには注意が必要です。妊娠すると、ママの体はあらゆる刺激に敏感になり、肌も刺激に弱くトラブルを起こしやすくなります。妊娠を機に、なんと8割もの人が肌質の変化を感じるそう!いつもの保湿ケアアイテムをそのまま使っていて肌荒れを起こしてしまった…という方も少なくありません。
妊娠中は、デリケートな妊婦さんの肌にも安心の妊娠ボディケア専用クリームで保湿ケアをしましょう。専用アイテムなら、急激に変化する妊婦さんのからだや肌のために、高保湿で肌に弾力を与える成分もしっかり入っています。
肌には水分も油も不可欠!オイルよりもクリームが便利です
よく「ボディの保湿ケアにオイルを使っています!」という方がいますが、オイルは肌のうるおい(水分)が蒸発しないようフタをするもの。オイルだけでは油分は補給できても、水分は補えません。柔らかくうるおった肌をつくるには、水分と油分をバランスよく補給することが必要です。1アイテムで簡単にケアを済ますなら、妊婦さん専用のクリームを1本用意するのがおすすめです。
妊娠期のボディケアは「なる早」&「たっぷり」が合言葉◎
妊娠ボディケアは、おなかが大きくなってから保湿ケアを始めればいいと思っていませんか?妊娠中の肌トラブルを防ぐためには、おなかが急激にサイズアップする前に、変化に耐えられるだけのうるおいと弾力のある肌をつくっておくことが重要です
ボディケアアイテムですが、たっぷり使うのがポイント!ぬる量が少ないと、せっかくのクリームの効果が十分に得られません。ぬった後にテカテカと肌が輝くくらい、たっぷりの量を伸ばしましょう。
おなか以外のケアも忘れずに!
妊娠中にかゆみなどのトラブルを感じやすいのは、おなかだけではありません。二の腕や太もも、おしり、バストなどにも肌トラブルが起こる可能性があります。妊娠中のボディケアは、全身にたっぷりクリームを塗るのがおすすめです。
もしも肌にかゆみが出ている部分があったら、かなり肌の乾燥が進んでいる証拠。こまめにたっぷりと保湿ケアを行いましょう。
バストは専用ケアで、妊娠中特有のトラブルを防ぎましょう
実は、おなかと同じくらい変化が激しいのが「バスト」。サイズアップだけではなく、メラニン量が増えることによる色素沈着(乳頭の色の変化)や、乾燥によるヒリヒリ・かゆみ、産後は授乳によるカタチ崩れなど多くのトラブルが起こりやすくなります。
そんな妊娠中~産後特有のお悩みを抱えるバストには、おなかと同様に専用アイテムが効果的。「ママ&キッズ ビーアップホワイト」は、1本で①バストの乾燥、②カタチ崩れ、③肌のくすみをケアできる専用美容乳液。肌なじみもよく、赤ちゃんの口に入っても大丈夫な成分でできているので、授乳期まで長く使えます。産後も美しいバストラインをキープするには、妊娠中の今からケアを始めることが大切です。
母乳育児希望なら、妊娠中から乳頭ケアも取り入れて
また、母乳育児希望のママは、ぜひ乳頭ケアも取り入れましょう。妊娠中からうるおいを与えて乳頭をやわらかくしておくことで、赤ちゃんも吸いやすい状態に。母乳派ママの多くが悩む“授乳中の乳頭の切れ・ヒリヒリ”を予防します。
ただし、乳頭マッサージは妊娠37週以降に、産院や助産師さんに相談してから行いましょう。乳頭への刺激は子宮の収縮につながることもあるので、妊娠経過が順調で、正産期に入ってから、医師や助産師の許可のもと行うことが大切です。それまではマッサージは行わずに、乾燥予防にオイルを塗るだけにしましょう。
「ママ&キッズ ニプルベール」は、赤ちゃんの口に入っても大丈夫な成分のみでつくられた乳頭用保護オイル。妊娠後期になったら、ぜひ用意して、授乳中もこまめにケアをしてくださいね。
おわりに
今回は、妊娠中のボディケアについてご紹介しました。妊娠中の急激なボディの変化についていける肌状態を整えるには、一般的な保湿クリームでは不十分なことも。産後に後悔しないために、妊娠ボディケア専用クリームを1本用意して今すぐケアを始めましょう!