マタニティ(妊娠中/産後)
2015.11.05
妊婦は「かゆみ」を感じやすい!?毎日の対策でかゆみを予防しましょう
マタニティお役立ちコラム【妊婦は「かゆみ」を感じやすい!?毎日の対策でかゆみを予防しましょう】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
妊婦は「かゆみ」を感じやすい!?毎日の対策でかゆみを予防しましょう
この季節、ただでさえ肌のかゆみを感じる時期ですが、妊婦さんは特に肌のかゆみを感じやすくなります。でも、うっかり掻いてしまうとさらなるかゆみや肌トラブルの原因に!毎日しっかりかゆみ対策を取り入れましょう。
妊娠中のホルモンバランスの変化が、「乾燥⇒かゆみ」を引き起こします
妊娠中はホルモンのバランスが大きく変化します。この影響により、肌はいつも以上に乾燥しやすい状態に。この「肌の乾燥」が、妊娠中のかゆみの原因です。ひどいときは、妊娠中~後期にかけて全身に強いかゆみの起こる、「妊娠性皮膚掻痒症(にんしんせいひふそうようしょう)」を引き起こすことも。薬を使うのにも抵抗がある妊娠中、かゆみは起こる前(悪化する前)にしっかり対策をして予防することが大切です。
かゆみの原因「乾燥」を防ぐことが大切!
かゆみは多くの場合、その原因を防ぐことである程度予防できます!ホルモンの変化は止めようがありませんが、肌の乾燥は毎日のケアで防ぐことができます。スキンケアはもちろん、日常のちょっとした対策でしっかり肌の乾燥を予防しましょう。
低刺激の保湿クリームを用意して、全身ケアを
肌の乾燥対策と言えば、一番最初に思い浮かぶのが保湿クリームによるケアですね。もちろん、これは正解◎しかし、アイテム選びに注意が必要です。妊娠中は刺激に敏感になるので、香料や着色料など余計なものが入っていないアイテムを選ぶことが大切です。低刺激のクリームで毎日ケアしましょう。
部屋の湿度もいつも以上に気にかけて
部屋の空気の乾燥はそのまま肌の乾燥につながります。風邪予防の意味でも、今年はいつも以上に湿度に気を配って。50~60%をキープするのが理想的です。暖房を使うと湿度はぐっと下がってしまうので、洗濯物を室内に干したり加湿器を使うなどの対策を行いましょう。
締めつけない・肌にやさしい素材の衣服を選んで
締めつけの多い服装は、血行が悪くなりかゆみが増すことも。なるべく締めつけの少ない服装を心がけましょう。また、チクチク・ゴワゴワ素材の衣服は、肌にとって刺激となり肌の乾燥・かゆみを悪化させる原因となります。下着や肌着など直接肌に触れる衣服を綿などの肌触りの良い素材のものにして、肌への負担を減らしましょう。
今年はいつも以上に肌の乾燥対策に気を使って、しっかりかゆみを予防しましょう!