マタニティ(妊娠中/産後)
2014.11.01
妊娠中の体の変化に慌てる前に!知っておきたい「ホルモン」の影響
マタニティお役立ちコラム【妊娠中の体の変化に慌てる前に!知っておきたい「ホルモン」の影響】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
妊娠中の体の変化に慌てる前に!知っておきたい「ホルモン」の影響
妊娠するとシミができやすくなる、髪の毛が抜ける、体毛が濃くなる…など聞いたことがありませんか?実は、どれも本当。個人差はありますが、妊娠するとホルモンの影響で体にいろんな変化が現れます。急な変化に慌てないよう、妊娠中のホルモンの影響を知っておきましょう。
8割もの妊婦さんが肌質の変化を実感!妊娠したらスキンケアの見直しを
妊娠するとホルモンのバランスは大きく変化します。すると、その影響により肌が敏感になったり、乾燥しやすくなることが多くあります。なんと妊婦さんの8割がボディの肌質の変化を感じるそう!
中には今まで使っていたスキンケアが肌に合わなくなってしまう人もいます。妊娠したら、トラブルが起きる前に今までよりも低刺激で保湿力の高いスキンケアにアイテムチェンジすることをおすすめします。
気づくとシミ・そばかすが!?季節を問わずUV対策と美白ケアを
妊娠により、メラニンを作り出す「メラノサイト」が活発になります。これは、言い換えれば妊娠するとシミ・そばかすが人一倍できやすくなるということ。季節を問わず日焼け止めを塗るなどしっかりUV対策をし、美白ケアも取り入れましょう。
ただし、美白ケアにはご注意を!美白系のアイテムには高機能なあまり肌がデリケートな妊婦さんには刺激になってしまうものもあります。低刺激なアイテムを選ぶように気をつけましょう。
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メラニンの影響は乳頭にも現れます!
メラニンが沈着しやすくなることで変化が現れるのは、顔だけではありません。
乳頭もそのひとつで、ホルモン変化によるメラニンの影響で色素沈着をおこし黒ずんできます。色素沈着は産後(授乳中)も続きますが、授乳が終わると次第に薄くなります。気にしすぎるのは良くないですが、産後もキレイなバストをキープするためにもバスト用の美容液を使うといいでしょう。バストは乳頭の黒ずみだけでなく、乾燥やサイズアップ後の垂れなども気になります。これらをマルチにケアできる1本を味方につけると心強いですよ。
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抜け毛やおへそまわりの毛…産後はもとに戻ることが多いので気にしすぎないで
発毛にはホルモンが大きく関係しています。ホルモン量が大きく変化する妊娠中は体毛に変化があるのは当然のこと。人により体毛が濃くなる人も薄くなる人もいますが、主な変化は以下のようなものが代表的です。
・髪の毛がごっそり抜ける
・体毛が濃くなる
・おへそまわりに毛が生え始める
女性としてどうしても気になってしまう「毛」の問題。でも、安心して。ほとんどの場合、産後は元の状態に戻ります。体毛の変化が出た人も「元気な子を産めば自然に元に戻る」と、気にしないようにしましょう。肌が敏感な妊娠中は、カミソリを使うのはおすすめしません。
「がんばって気にしない」が心の負担にならないように…気になる時は相談を
妊娠を期に体にさまざまな変化がでてきますが、一番よくないのは「気にしすぎる」ことです。今回ご紹介したような変化は「元気な赤ちゃんを産むために体も変化しているんだね」と、前向きにとらえるようにしましょう。
しかしながら、気になることを無理に気にしないようにするのも、かえってずっと不安が残り、心の負担となってしまいます。初めての体の変化に不安を覚えるのは当然なことです。そんなときは、お医者さんや助産師さんに気軽に相談してみてくださいね。