マタニティ（妊娠中／産後）
2015.05.21
妊娠初期に起こる「つわり」…症状も辛さも人それぞれです
マタニティお役立ちコラム【妊娠初期に起こる「つわり」…症状も辛さも人それぞれです】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
妊娠初期に起こる「つわり」…症状も辛さも人それぞれです
初期妊婦さんの8割以上が感じるという「つわり」。つわりは症状も辛さも人それぞれです。「私の症状は、他の人と違うかも…！？」なんて不安にならないよう、つわりについてちょっとだけ知っておきましょう。
つわりの原因は、実はまだはっきりとしていない！？
実はつわりの原因には諸説あり、はっきりとわかっていません。一説によるとホルモンの急激な変化が原因と言われています。
妊娠すると、ママの体は赤ちゃんを産める体になるために、急激にホルモンバランスが変化します。その中のひとつ、妊娠をしっかり継続させるための「プロゲステロン」というホルモン。このホルモンには血管をゆるめ血圧を低くさせる働きがあり、「これがつわりのさまざまな症状を引き起こすのでは？」と言われています。
胎盤が完成する頃には、約半数の人は落ち着いてきます
妊娠初期から始まるつわり。「この気持ち悪さ、いつまで続くの…」とうんざりする方も多いですが、胎盤が完成する妊娠15～16週くらいには半数くらいの人は落ち着いてきます。ただし、妊娠による体の変化は個人差が大きく、中には妊娠後期や出産直前まで長引く人もいます。
「吐き気」だけではない！症状は人それぞれ
つわりで一番多いのは、「食べられない」「ニオイがダメ」という吐き気などをおこす症状。でも、ほかにもたくさんの症状があります。
【つわりの主な症状】
吐き気・嘔吐、食欲低下、偏食、唾液が多くなる、眠気、頭痛、だるさ、胸やけなど
自分に合った対処法を見つけましょう
症状や辛さが人それぞれということは、つわりの対処法も人それぞれ。育児雑誌やwebサイトでいろんな対処法が載っていますが、その中で自分に合う方法を見つけてみましょう。
大切なのは、「必ずこれをしなきゃダメ！」という考えを持たないこと。つわりを軽減するために、余計なストレスを感じるのはよくありません。心も体もゆったりリラックスするために「これが気持ちいいな～」「これを繰り返すと意外とスッキリするかも！」という方法を見つけていきましょう。
