マタニティ(妊娠中/産後)
2016.10.27
知っておきたい、妊婦さんの血液増加による貧血対策
マタニティお役立ちコラム【知っておきたい、妊婦さんの血液増加による貧血対策】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
知っておきたい、妊婦さんの血液増加による貧血対策
妊娠すると当然体重が増えますが、羊水や赤ちゃんの重さだけだと思っていませんか?実は、ママの血液量もグンと増えるのです!そんな妊婦さんは「貧血」に注意が必要。早速今日から対策をしましょう。
妊婦の30~40%は貧血になる!?
実は、妊婦さんのおよそ30~40%は鉄欠乏性の貧血になると言われています。
妊婦さんは自分の体と赤ちゃんにも血液を送らなければならないため、血液の量は増加します。しかし、血液量が増えても血液中の成分は増えるわけではありません。赤ちゃんはママの状態に関係なく、ママの体から鉄分を取っていきますから、お母さんは鉄分不足の貧血になりやすいのです。
貧血は赤ちゃんの発育にも影響します
貧血になると、ママはめまいがする、疲れやすい、動悸、息切れなどの症状が表れますが、貧血は赤ちゃんにも影響します。
赤ちゃんは、ママの血液から酸素や栄養などをもらって育ちます。ママの血液中の成分が少ない(貧血)状態が悪化していくと、発育が悪くなったり未熟児のリスクも高まると言われています。
いつも以上に「鉄分摂取」を意識して
貧血予防には、食べ物からの鉄分摂取が何より大切!普段の食事で鉄分の多い食材を積極的に摂るようにしましょう。
【鉄分の多い食材】
あさり、ひじき、きくらげ、レバー(豚、鶏、牛の順)※、ごま、小松菜、大豆、ほうれんそう など
※レバーは妊娠中に摂り過ぎるとよくないと言われる「ビタミンA」を多く含んでいます。食べる量に注意しましょう。
ビタミンCも一緒に摂って、吸収率UP!
植物に多い鉄分「非ヘム鉄」。日本人は鉄分の多くを非ヘム鉄で摂っていると言われています。この非ヘム鉄の吸収を上げてくれるのが、「ビタミンC」!食事のときは、鉄分と一緒にビタミンCも積極的に摂りましょう。
【ビタミンCの多い食材】
アセロラのジュース、柿、キウイ、赤ピーマン、黄ピーマン、ピーマン、菜の花、いちご、ケール、モロヘイヤ、ゆず(果皮) 、など
サプリメントやドリンクは、補助的に
鉄分入りのサプリメントや青汁などのドリンクで鉄分が多いものもあります。これらをうまく活用するのも有効です。しかし、「サプリで摂っているから大丈夫♪」という考え方はNG。栄養は1日3食のバランスよく摂るのが基本です。妊娠中はいつも以上にバランスの良い食事を心がけましょう。
不足しがちな栄養補給に!妊娠中でもOKの桑の葉美人青汁
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