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マタニティ(妊娠中/産後)

2017.10.03

いつからどうなる?気になる産後ママの体の変化

いつからどうなる?気になる産後ママの体の変化

マタニティ(妊娠中/産後)お役立ちコラム【いつからどうなる?気になる産後ママの体の変化】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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妊娠・出産を機に、女性の体は大きく変化します。妊娠中の変化は想像がついても、産後のママの体がどうなるかはいまいちイメージできない方も多いのでは?そこで今回は、産後のママの体の変化の代表的なものを、その対策と一緒にお伝えします。

産後はホルモンの大きな変化などで、体にもさまざまな影響が!

赤ちゃんを産むと、ママの体の中ではホルモンの分泌量に変化が起こります。妊娠中は多く分泌されていた女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が出産と同時に急激に少なくなり、母乳を出すためのホルモンであるプロラクチンが多く分泌され、大きくホルモンバランスが変化します。

それに加えて育児により生活リズムも大きく変化し、睡眠不足や母乳育児による体の栄養バランスの変化なども起こります。これらが原因となり、産後はママの体にさまざまな変化が起こります。

産後の「抜け毛」は気にしすぎず、頭皮環境を整えるケアを

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産後2~3か月たった頃、突然の抜け毛に驚くママも多いようです。

女性は妊娠すると、体内で「プロゲステロン」と呼ばれる黄体ホルモンが増加します。このプロゲステロンには、毛髪の成長を促す作用があります。出産を終えるとプロゲステロンは元の分泌量に戻っていきます。すると、妊娠中に成長していた毛髪が一気に抜け落ちます。これが産後に起こる脱毛の主な原因です。

大体ですが、症状は産後1年くらいで落ち着く人が多いようです。突然たくさん抜けるので一時的に髪が薄くなってしまうことがありますが、病気ではないので心配し過ぎないようにしましょう。

産後の抜け毛はホルモンの変化の影響なので、一時的なもの。対処としては、「ホルモンの影響なのだから仕方ない!」と割り切って、気にしないのが一番です。ただ、これから生えてくる髪がイキイキと育っていくように、低刺激のアイテムで頭皮環境を整えておくと安心ですね。

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体形戻しは、産後半年が勝負!

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初めての出産を終えた方の中には、出産後も意外とおなかが出ていて驚いたという人も多いのでは?赤ちゃんを産みさえすれば体形が戻るのかと言うと、そうではありません。体は産後半年ほどかけて、元の状態に戻ろうとします。つまり、妊娠前のような体形に戻すには産後半年が勝負!この時期を過ぎてしまうと、余った皮膚に脂肪がついてしまい戻すのがとても大変になります。

とはいえ、この時期は怒涛の育児で全く余裕のない時期!自分の体のケアに時間をとるのはなかなか大変です。そこで取り入れたいのが、産後のボディ用の引き締めアイテム。朝やお風呂上がりに、たるんだ肌をつまむように軽くマッサージをしながら塗りましょう。妊娠中に用意しておくと、産後すぐから使えて便利です。

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引き締めアイテムのほかにも、筋トレなど軽い運動も有効ですが、出産後の1か月は産褥期(さんじょくき)と呼ばれ、安静にして出産で受けたダメージの回復に専念する必要があります。体形を戻そうとつい焦ってしまいますが、産後の体づくりは産褥期を過ぎてから行いましょう。

産後は骨盤もまだグラグラの状態。正しい位置に戻す努力を

骨盤は通常であれば産後自然に戻りますが、元に戻るまでには3~4か月ほどかかります。ここでうまく骨盤が元に戻らずにゆがんだ状態になってしまうと、骨盤周辺の血流が悪くなり、おなかまわりやお尻についた脂肪もうまく燃焼されません。大きな体系崩れの原因になります。

産後は赤ちゃんのお世話で座った状態でいることが長くなりますが、俗に言う「女の子座り」や脚を片側にだけ出す座り方は、骨盤をゆがませる大きな原因になります。正座かあぐらの状態で姿勢よく過ごすように心がけましょう。

バストは卒乳後に大きく変化!授乳中からの対策が◎

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妊娠中から産後のおっぱいは、赤ちゃんのために母乳を作るためにサイズアップしています。バストが大きく変化するのは、授乳を終えた後。

実は授乳中のバストは、『母乳が作られておっぱいが張る→赤ちゃんが飲んで小さくなる』の繰り返し。何度も伸び縮みを繰り返した肌は、卒乳後は古くなったゴムのように伸びきってしまい、垂れやカタチの変化を起こしてしまいます。後悔しないためには、妊娠中からバストケアをスタートさせ、ハリのある柔軟な肌状態を作っておくことが大切です。

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おわりに

今回は、産後の体の変化の一部を部位別に紹介しました。自分に起こりうる体の変化を知っておくことは、急な変化があらわれたときに慌てないためにも、とても大切です。何かと忙しい産後ですが、時期にあったケアを始めて妊娠前のような美しいボディを保てるようにしましょう。

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