マタニティ(妊娠中/産後)
2017.09.19
妊娠中は特に注意!秋から始める妊婦さんの冷え対策5か条
マタニティ(妊娠中/産後)お役立ちコラム【妊娠中は特に注意!秋から始める妊婦さんの冷え対策5か条】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
妊娠すると暑がりになりますが、この季節気をつけたいのが、気づかないうちに体を冷やしてしまう「うっかり冷え」。妊婦さんにとって冷えは禁物です。体の不調を招く前に、今日からしっかりと冷え対策を始めましょう!
妊婦さんが、特に冷えに気をつけるべき理由って?
多くの女性悩みである冷え。その中でも、妊婦さんは特に注意が必要です。妊婦さんは、次のような理由から体が冷えやすい状態と言えます。
【妊婦さんの体が冷えやすい理由】
・暑がりで、つい体を冷やす行動をとりがち
・おなかが大きくなることで下半身の血行が悪くなる
・無理をしないように気をつけることで、運動不足になりがち
・つわりや体調不良により、栄養バランス・生活リズムが乱れる
・ホルモンバランスの変化で血行が悪くなる
妊娠中の冷えは、おなかの張り、便秘や下痢などのおなかのトラブル、血行不良による足のつりやむくみを引き起こす一因となります。さらには妊娠初期だとつわりがひどくなったり、血行不良により子宮の収縮や子宮口の開きがうまくいかずに難産になるという意見も。妊婦さんはこの秋、普段以上に冷え対策を心がけましょう。
これが正解◎ 妊婦の冷え対策5か条!
1.冷たい食べ物や飲み物は避けて
体の温まる料理が増えるこの季節。家族と一緒に食べていると、暑がり妊婦さんは「なんだか暑い…」と冷たい食べ物や飲み物に手が伸びがち。でも、冷たい食べ物や飲み物はものは体を内側から冷やしてしまうので、注意しましょう。体がほてったからと言って、お風呂あがりに一気に冷たい飲み物をゴクゴク飲むのもNGですよ。
2.足首~足先を冷やさないように特に注意!
妊婦さんは、大きなおなかに圧迫されて、下半身の血流が悪くなりがちです。血行不良は冷えを招きます。特に、冷えやすい足首~足先を意識して暖かくするようにしましょう。
足首は、サンダルやパンプスで意外と露出することの多い部分。妊娠中はできるだけ靴下を履いて、冷やさないよう心がけましょう。おうちではレッグウォーマーをするのもおすすめです。
3.ゆったりした服装を心がけて
体型が大きく変化する妊婦さん。体に合わない妊娠前の窮屈な下着や衣服をいつまでもつけていると、血行が悪くなり冷えの原因になります。体がサイズアップしたら、身につけるものにも気をつかいましょう。無理のない、ゆったりした服装がおすすめです。衣服や下着はもちろん、これからの季節はブーツなどにも気をつけたいですね。
特にサイズの変化が大きいのが、バスト。妊娠~産後にかけて平均で2サイズもアップすると言われています。サイズに合ったマタニティ用のブラジャーを選ぶと、間違いないでしょう。締め付けの少ない下着は、冷え対策としてだけでなく乳腺の発達を妨げないためにも重要です。
4.湯船につかる習慣を
湯船で温まると、血行が良くなります。お風呂のときはシャワーだけで済まさずに、ゆっくり湯船につかるようにしましょう。ただし、妊婦さんはのぼせやすく体調の変化もおきやすいので、無理は禁物です。体調の優れないときは無理をせず体の具合と相談しながら、できる範囲でゆったりリラックスタイムを楽しみましょう。
5.安定期以降は、軽い運動を取り入れて
妊娠すると大きなおなかによる負担や、無理を避けることから運動不足になりがちです。しかし、運動不足は筋肉の低下や血行不良の原因に。安定期以降は、ヨガやウォーキング、ストレッチなどの軽い運動を積極的にするようにしましょう。
お産には体力も必要です。日常的に運動をして体力をつけておくことが安産にもつながります。ただし、切迫早産気味の方や持病などがあり健康面での心配のある方は、お医者さんに相談してから始めるようにしましょう。健康な方も、妊娠中は体の不調が起こりやすいので、体調が心配な日は無理をしないことが大切です。
おわりに
今回は、妊婦さんの秋から始めたい冷え対策についてお伝えしました。おなかの赤ちゃんと一緒に、快適な妊娠ライフを送るためには、冷え対策はマストです。気温がぐんと急降下していくこの季節、例年以上に意識して冷え対策をするようにしましょう!