マタニティ(妊娠中/産後)
2016.02.22
足がパンパン!妊婦さんを悩ませる「浮腫(むくみ)」はこうして予防!
マタニティお役立ちコラム【足がパンパン!妊婦さんを悩ませる「浮腫(むくみ)」はこうして予防!】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
足がパンパン!妊婦さんを悩ませる「浮腫(むくみ)」はこうして予防!
多くの妊婦さんを悩ませる「むくみ」。悪化させないためには、日常のちょっとした工夫がとても大切!いやーな不快感に悩む前に、その対策法を知っておきましょう。
妊婦のむくみはこの3つが原因!
1、血液量の増加
妊娠すると、胎盤を通して赤ちゃんにしっかり栄養を届けるために、ママの血液量が増えます。血液量が増加すると腎臓が働いても追いつかなくなり、心臓に遠い部位がむくみやすくなります。
2、ホルモンによる影響
妊娠するとエストロゲンというホルモンが増加します。このホルモンの作用で体に水分がたまりやすくなると、下半身の血流が心臓に戻りにくくなってしまいます。
3、血行不良
おなかが大きくなってくると、圧迫された下半身が血行不良になり、むくみやすくなります。
これらが原因となり、症状の重さに差はありますが、ほとんどの妊婦さんはむくみを感じます。日常生活のちょっとしたポイントをおさえて、むくみをしっかり予防しましょう。
塩分の摂りすぎご用心!
塩分の摂りすぎは、腎臓に負担をかけむくみのさらなる原因に。ただでさえ日本人は塩分を多く摂っているといわれていますので、いつも以上に注意が必要です。
脚を心臓より高くしてみて
脚のむくみは、血液が心臓にしっかり戻らないことが原因で起こります。脚を心臓より高い位置に上げると、血液が心臓に戻りやすくなります。横になる際には、クッションを脚の下に挟むなどの工夫をしてみましょう。このとき、おなかを圧迫したり、腰に負担が行かないようにご注意を。
フットバスで血流促進!
冷えも血行が悪くなるので、むくみにつながります。フットバスで足先を温め、血行を促してあげましょう。リラックス効果もあるので、読書をしたり音楽を聞いたりしながらゆっくりフットバスタイムをお楽しみください。ストレスを感じた時や、寝る前などにオススメです。
お役立ちアイテムを使うのも効果的◎
脚の部位によって圧力を変えてある「着圧ソックス」を活用するのもオススメ。履いているだけで血液が心臓に戻りやすくなる、妊婦の心強い味方です。
また、産後用の引き締めクリーム「ママ&キッズ ファーミングリフト」による脚のマッサージもおすすめです。ツブツブがはじけて気持ちよくマッサージができるだけでなく、美肌効果もばっちり♪ぜひお試しください。(引き締め用のクリームです。妊娠中は、おなかには使わないでください。)
むくみがひどいときはお医者さんに相談を
「たかがむくみ」という考え方はNG!むくみがひどいときは、「妊娠高血圧症候群」の前兆である場合も考えられます。脚を指で押した跡がもとに戻らなかったり、全身のむくみが続くような場合はお医者さんに相談しましょう。