マタニティ(妊娠中/産後)
2022.03.01
変化に慌てる前に…妊娠中のおっぱいケアのポイント
マタニティお役立ちコラム【変化に慌てる前に…妊娠中のおっぱいケアのポイント】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
妊娠すると、多くの方がおなかよりも先におっぱいの変化を感じます。サイズアップはもちろん、乳頭の黒ずみや汚れ(アカ)、乾燥、かゆみ、肌荒れなど…たくさんの変化が!妊娠中にしておくべきおっぱいのケア方法を知っておきましょう。
妊娠中に訪れる、おっぱいの変化
1.サイズの変化
いちばんわかりやすいのが、サイズの変化。妊娠すると4~5か月くらいからバストのサイズアップが始まり、最終的に2サイズほど大きくなる方が多いようです。もちろん、サイズアップは母乳をつくるための準備ですが、この変化により肩コリや肌の乾燥、産後のバストの形の変化などのトラブルを感じることが多くあります。
2.肌の敏感・乾燥
妊娠すると、肌が乾燥しやすくなり、刺激に敏感になります。バストまわりは、乾燥した肌にサイズアップによる大きな負担もかかるため、かゆみなども引きおこしやすいのが特徴。刺激にも敏感な状態のため、かいた刺激で黒ずみ(色素沈着)やブツブツなどのトラブルも起こりやすくなっています。
3.黒ずみ
脇のまわりや乳頭が黒ずみやすくなります。妊娠中はメラニンをつくる細胞が活発に働くので仕方のない変化で、乳頭の黒ずみなどは産後に落ち着くことも多いです。しかし、乾燥やかゆみが原因で肌を刺激してしまうと、黒ずみを悪化させてしまうこともあります。黒ずみ予防という意味でも、おっぱいまわりの肌のケアは念入りに。
4.乳頭の乾燥・汚れなど
乳頭(乳首)は、黒ずみ以外にも変化が多い部分。より乾燥しやすく、また乳腺の発達につれて白っぽい汚れが溜まることがあります。乳頭は特にデリケートで、余計な刺激は子宮の収縮にもつながるので、ケアには注意が必要です。
妊娠中のおっぱいケアは、「余計な刺激をしない」ことが大切!
妊娠中のおっぱいは、実はおなか以上にめまぐるしく変化します。放っておいたり、ケア方法を間違うと、かゆみや黒ずみなどのトラブルを悪化させるだけでなく、おなかの張りなどにもつながることも。ここで、妊娠中のバストケア方法を知っておきましょう。
ポイントは、
「デリケートな妊娠中のボディに、余計な刺激を与えないこと」
「妊娠中特有のトラブルにきちんと対処すること」
です!
乳腺の発達を妨げない、ノンワイヤーブラの準備を
赤ちゃんを育てる準備をしているおっぱいは、乳腺を発達させるために血行が盛んになっています。サイズアップしても今までと同じワイヤー入りの圧迫の強いブラジャーをしていると、血行が悪くなり、乳腺の発達を妨げてしまうことも。また、過度な締めつけで肌に刺激を感じることも多くあります。妊娠中は乳房を支える程度の、ゆったりしたブラジャー(マタニティ専用下着)を選びましょう。ノンワイヤーのものがおすすめです。
【番外編】こちらもチェック!ショーツも低刺激が◎
妊娠中は、想像以上に肌がデリケートになります。刺激に敏感になり、ゴムの締めつけやちょっとしたこすれで肌に刺激を感じることも。おっぱいだけでなく、おなかやおしりまわりもサイズアップするので、ブラと同じくらい、実は妊娠中のショーツも低刺激で締めつけのないものを選ぶことが大切です。
妊娠中のバスト悩みに特化した、専用品を1本用意して
締めつけのないブラジャーを選べと言われても、どんどんサイズアップするバストの下垂(たれてしまうこと)が心配ですよね。そんな時は、妊娠中のバスト変化に特化した専用美容アイテムを1本用意しましょう!
「ママ&キッズ ビーアップホワイト」は、ぬるだけで簡単な妊娠中のバスト専用美容乳液。これ1本で、妊娠中の3大お悩み『乾燥・垂れ・黒ずみ』をケアします。トラブルが起きる前に、専用品できちんとケアをしてトラブルからおっぱいを守りましょう!
【番外編】バストの下垂対策に、肌のケアが必要な理由
「どうしておっぱいの垂れ予防に肌のケアが必要なの?筋トレとかじゃないの?」と思い方も多いはず。
実は、おっぱいにはそれを支える筋肉がなく、支えているのはデコルテの皮1枚なのです。ママのおっぱいは、妊娠中に大きくサイズアップし、産後は授乳で縮んでは母乳がつくられ大きくなるを繰り返します。
そんな大きな伸縮を毎日繰り返すおっぱいの肌。何もケアをしないでいると、卒乳後は古くなったゴム製品のようにのびて、元のような形に戻らなくなってしまうことも。妊娠中からバストケアを始めることで、うるおいとハリのあるバストの肌をキープしやすくなるのです。
乳頭の先のアカは、オイルを使ってやさしくケア!
赤ちゃんのためにおっぱいの準備はどんどん進み、妊娠中から乳頭の先に白っぽいおっぱいかす(アカ)ができることがあります。無理やり取ろうとするのはNG。乳頭への刺激は子宮の収縮につながることも。汚れが気になるときは、入浴後の清潔な状態で低刺激オイルをコットンに浸して10分ほどパックをし、そのあとでやさしく取り除きましょう。それでも取れない場合は、助産師さんに相談を。自己判断で強く刺激をしないようにしましょう。
おすすめは、乳頭専用美容オイル
デリケートな部位に使用するものなので、使用するアイテム選びにもご注意を。使用するオイルの刺激で肌荒れを起こしてしまっては、元も子もないですよね。妊娠中にも安心の低刺激で高保湿のものを使いましょう。
おすすめは「ママ&キッズ 二プルベール」。妊娠、授乳中の乳頭の荒れや乾燥肌をうるおいのベールで包み込み、肌荒れを防ぐ保護オイルです。
妊娠中からケアをしてしっとり柔らかい乳頭に整えておくことは、赤ちゃんが吸いやすい状態に整えておくことにもつながります。産後は初めての授乳で乳頭の切れやひりひりに悩む方も多いので、今から持って(ケアをして)おくと安心です。
乳頭マッサージは妊娠37週頃から、必ず病院の許可をもらってやりましょう
「赤ちゃんが吸いやすいように、妊娠中に乳頭マッサージを!」と、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
確かに乳頭マッサージは効果的ですが、安易に乳頭を刺激すると子宮収縮を引き起こしてしまうことがあります。切迫早産のリスクが高い人は、乳頭マッサージをしてはいけない場合も。そういったリスクが今のところはない方でも、タイミングや方法を間違うと早産につながるリスクもあります。
乳頭マッサージは自己判断で始めず、妊娠後期(おおよそ37週以降を目安)に、お医者さんや助産師さんに相談してから行うようにしましょう。
許可が出た人は、指示に従って乳頭マッサージを習慣に。その際も「ママ&キッズ ニプルベール」で摩擦を防ぎながら、柔らかい乳頭づくりをするのがおすすめです。
おわりに
今回は、妊娠中のおっぱいの変化と、その対処法についてご紹介しました。想像以上にめまぐるしく変化するおっぱいに、驚かれる方も多いのではないでしょうか?妊娠中のすこやかなからだをキープするためには、適切なケアが必要です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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