マタニティ(妊娠中/産後)
2017.06.28
産後にお尻がたるむ原因は骨盤にあった!?骨盤ケアの基本の「キ」
マタニティお役立ちコラム【産後にお尻がたるむ原因は骨盤にあった!?骨盤ケアの基本の「キ」】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
産後にお尻がたるむ原因は骨盤にあった!?骨盤ケアの基本の「キ」
妊娠するとおなかが大きくなるのはもちろん、脂肪がつきやすくなったり、骨盤が広がるためお尻も大きくなったりとさまざまな体型の変化が現れます。出産を終えればおなかは時間をかけて小さくなりますが、お尻やおなかまわりに脂肪がついたままで、体型が崩れてしまうことに悩むママたちも数多く存在します。
お尻のたるみには、骨盤ケアが効果的!今回は出産後の体型を守るための骨盤ケアの基本についてお伝えします。
産後にお尻がたるむ原因とは?
女性は妊娠すると、ホルモンバランスの変化により体に脂肪がつきやすくなります。これは母体や赤ちゃんを守るためで、どの妊婦さんにも起こること。その後、出産時には赤ちゃんの頭を通すために骨盤が大きく開くきます。その開きがなかなか元に戻らずにいると、お尻が大きくなってしまいます。出産後に骨盤が元に戻れば、お尻のサイズも小さくなりますが、ケアを怠ると、ついてしまった脂肪はそのまま・・・なんてことにもなりかねません。
出産が原因でお尻についた脂肪がそのまま残ると、お尻がたるんで体型が大きく変わってしまいます。こうなると、妊娠前には無理なくはいていたパンツが入らなくなるなど、ちょっとしたショックを受けるかも!「そのうち戻るかな…」なんて油断せずに、骨盤のケアをすることがおすすめです。
出産後の体型を改善する骨盤ケアについて
骨盤は通常であれば産後自然に戻りますが、元に戻るまでには3~4カ月ほどかかります。体のバランスが崩れていると、なかなか正常な位置に戻りにくく、もっと時間がかかってしまうことも。
例えば、骨盤がゆがんだ状態だと、骨盤周辺の血流が悪くなり、おなかまわりやお尻についた脂肪がうまく燃焼されません。産後のお尻まわりの体型崩れ対策には、骨盤ケアが有効です。
骨盤とは、妊娠・出産でゆがんだ骨盤を元に戻すことを目的とした矯正のこと。その方法は、専門医による矯正から矯正下着や骨盤ベルトを使うもの、お手軽なストレッチまでさまざまです。骨盤矯正を目的としたヨガやピラティスを始めてもいいでしょう。自分に合った方法で、体型が元に戻るまでじっくりと骨盤ケアに取り組むのが大切です。
産褥期はゆっくり休んで!骨盤ケアは2か月目以降に
骨盤ケアは産後どのくらいから始めるのがいいのでしょうか?
出産後の約1カ月にわたる産褥(さんじょく)期は、出産で酷使した体を休める必要があります。無理をせず育児にだけ集中しながら、なるべく体を休めましょう。骨盤ケアを始めるのは、少なくとも産後の1カ月検診を受けるあたりの体調が落ち着いたあと。育児にもやや慣れ始めた産後2カ月が、骨盤ケアを始めるベストなタイミングです。
出産のために開いた骨盤は、産後半年をかけて徐々に閉じていき、6カ月を過ぎた頃には固まります。ここで骨盤がゆがんでいた場合は元に戻りにくくなり、お尻についた脂肪もそのまま定着してしまう可能性が。体型が戻りやすい産後6カ月頃までを目安に、無理のない範囲で骨盤ケアを行いましょう。
おわりに
出産のためについた脂肪を産後に落とせないと、体型の崩れにつながります。特にお尻は産後に骨盤が開くことで大きくなりやすく、お尻についた脂肪によってたるみを感じることも。骨盤が元の位置に戻るまでにしっかりとケアをすれば、それだけお尻のサイズもカバーしやすくなります。
骨盤ケアは、産褥期を終えたあたりから6カ月目までが重要です。産後は体力の低下や育児疲れでボディケアのための時間を割くのがなかなか大変。ですが、引き締めクリームを味方につけるなど無理のない方法を取り入れて、きれいなボディラインを目指していきましょう。
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