キッズ(子ども)
2018.05.15
外遊びはコレで安心♪ 子どもの「虫よけ&日焼け対策」ガイド
キッズお役立ちコラム【外遊びはコレで安心♪ 子どもの「虫よけ&日焼け対策」ガイド】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
外遊びが楽しいこの季節。「子どもに日焼け止めを塗っていいいの?」「虫よけの方法って?」と、毎年悩む方も多いのでは? そこで今回は、お子さんの肌を守る、虫よけ&UV対策についてご紹介します。
虫刺されは、「とびひ」などのトラブルの原因に!
ここ数年、ダニやノミ、ハチ、アリ、ブヨなどに刺されて皮膚科を受診する子どもが増えているそう。小さい子はかゆみを我慢できず、虫に刺されたところをついかきむしってしまいます。そうすると、「とびひ」など、更なる肌トラブルの原因に! 刺されてしまってから慌てるよりも、まずはお出かけ前に「刺されない工夫」をする習慣をつけましょう。
コレが正解◎ 虫対策4か条
1.「虫に刺されない」服装を心がけて
2.フローラル系の洗剤・柔軟剤にご用心
3.肌にやさしい虫よけスプレーを使おう!
4.刺されたときは、正しい対処を
1.「虫に刺されない」服装を心がけて
虫よけ対策は、外遊びのときの服装選びから始まります。虫たちは紺や黒などの濃い色の服が大好き。虫が寄ってきにくいように、色の薄いシャツやズボンを選びましょう。山や草むらなどに行くときは、薄手の長袖・長ズボンがおすすめです。頭には、日焼け対策の意味でもつばの広い帽子をかぶるとGOODです。
2.フローラル系の洗剤・柔軟剤にご用心
衣服でもうひとつ気をつけたいのが、「香り」です。最近は香りの残る衣類用洗剤や柔軟剤が増えています。お花の好きな虫たちは、フローラル系の香りが大好き! お子さんの衣類を洗うときは、フローラル系の香りの強い洗剤・柔軟剤は避けましょう。
3.肌にやさしい虫よけスプレーを使おう!
まだまだ未熟で、デリケートな子どもの肌。大人は大丈夫でも、虫よけ効果のある化学成分「ディート」などが肌の刺激になる場合があります。虫よけアイテムは、「子どももOK」と記載されていても、推奨する月齢や使用回数、使用部位などに制限がある場合も多いので、しっかり注意書きをチェックしましょう。
おすすめは、ディート不使用の天然アロマの虫よけミスト「森の肌守り。(はだもり)」。和ハッカを中心としたアロマの香りで、虫たちから肌を守ります。1歳以上から、肌に直接スプレーするだけでOK! 1歳未満の赤ちゃんも、ベビーカーや衣服、帽子につけて虫よけ対策ができます。細かいミストで、布にスプレーしてもシミになりにくいのが嬉しいポイント♪ 2時間おきくらいにつけ直して、爽やかな香りを楽しみながら、虫から肌を守りましょう。
4.刺されたときは、正しい対処を
大人は蚊に刺されると、直後にかゆみや赤み、腫れが出て1~2時間ほどで落ち着きますが、乳幼児は翌日以降にこのような反応で出始めることが多いようです。帰ったときは大丈夫でも、翌日も肌状態をチェックしましょう。
虫に刺されてしまっていたら、まずはキレイにして、冷やしてあげましょう。冷やすことで、かゆみが軽減されます。それでも腫れが引かないときには、病院へ行きましょう。
外遊びのときは「日焼け」対策も忘れずに!
この季節、虫よけと一緒に取り入れたいのが、「紫外線対策」。子どもはお散歩や公園遊びなど屋外で活動することが多く、一生のうちに浴びる紫外線量の約6割を、18歳までに浴びると言われています。
でも、子どもの肌はまだ成長途中でとてもデリケート。大人よりも、紫外線を浴びたときの肌ダメージは深刻で、乾燥やヒリヒリ、皮むけなどの原因になります。子どもこそ、しっかりとUV対策をしましょう。
日焼け止めは、日常使いに適した低刺激のアイテムが◎
気になる子どもの日焼け止めの選び方ですが、次の3点が大きなポイントです。
【子どもの日焼け止め選びのポイント】
① SPF15~25、PA++くらいでOK
② 赤ちゃんから使える低刺激性のもの
③ 使いやすさ・落としやすさも大切
日常使いなら、SPFやPAがそこまで高い必要はありません。SPFよりも、たっぷりと塗ることと、こまめに塗り直すことの方が大切です。塗りムラの出やすい顔もたっぷりとまんべんなく塗り、外出先でも2~3時間おきに塗り直りましょう。
毎日何度もたっぷり塗るものだからこそ、使い続けても安心な低刺激のアイテムを選ぶことが大切です。香料や着色料など余計なものが入っておらず、各種アレルギーテスト等もクリアした、赤ちゃんから使用OKの低刺激アイテムがおすすめです。
また、使い心地も重要なポイント。毎日使うのに、使い心地が悪くて赤ちゃんが嫌がったりしたら、毎日使い続けるのはなかなか大変です。塗り直してもキシみや肌の乾燥がなく、使い心地がいいものを選びましょう。また、日焼け止めの肌残りはトラブルの原因になりますので、1日1回お風呂でしっかり落とすことが大切です。クレンジングが不要で、赤ちゃん用のボディ洗浄料だけでカンタンにキレイに落とせるものを選びましょう。
お出かけ前の「肌ケア」は、コレが正解◎
「虫よけと日焼け止め、いったいどっちを先に使ったらいいの?」と迷ってしまいますが、お出かけ前の肌ケアは、コレが正解です!
① まずは全身に保湿ケアを
お出かけ前は、顔も体も保湿ケアを。保湿することで紫外線や汗、外気のホコリやPM2.5などの刺激から肌をガードすることができます。
② 日焼け止めをたっぷり塗りましょう
保湿ケアの次に、日焼け止めを。点置きして塗りムラがないようにたっぷりとのばします。耳や首の後ろなど、うっかり忘れやすい部分も念入りに。
③ 虫よけミストで完了!
体や服にまんべんなく虫よけミストをつけます。顔に直接スプレーすると目や口、器官にはいってしまうため避けましょう。顔まわりは髪や帽子にスプレーして対策を。
おわりに
過ごしやすく、外遊びも楽しいこの季節。毎日思いきり楽しむには、日々の日焼け&虫よけ対策が欠かせません。少しの工夫で、肌トラブルの危険はグンと減らせます。ヒリヒリ・カユカユ・ジュクジュクになってから後悔しないように、さっそく今日からしっかり対策を始めてくださいね♪