キッズ(子ども)
2019.02.26
春を迎える準備はOK?ベビー&キッズの「日焼け・虫よけ・カサカサ肌対策ガイド」
キッズお役立ちコラム【春を迎える準備はOK?ベビー&キッズの「日焼け・虫よけ・カサカサ肌対策ガイド」】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
ポカポカ暖かい「春」が待ち遠しいこの時季。暖かくなったら、お子さまと一緒に思い切り外遊びを楽しみたいですよね!
でも、そのための準備は万全ですか?せっかくの楽しい季節に「肌がかゆーい!」「日焼けでピリピリする…」「虫に刺されて腫れちゃった!」なんて悩むのはもったいない!ここで、思いきり春を楽しむためのスキンケアを知っておきましょう♪
外遊びのときは「日焼け」対策を忘れずに!
子どもはお散歩や公園遊びなど屋外で活動することが多く、一生のうちに浴びる紫外線量の半分以上の量を、18歳までに浴びると言われています。
「日焼け止めって、子どもの肌によくなさそう…」と心配するパパやママも多いですが、大人よりも子どもの方が、紫外線による肌ダメージは深刻。乾燥やヒリヒリ、皮むけなどの原因になります。低刺激の日焼け止めで、子どもこそしっかりとUV対策をしましょう。
子どもの日焼け止め選びのポイント
① 日常使いなら、SPF15~25、PA++くらい
② 赤ちゃんから使える低刺激性
③ 使いごこちがよく、子どもが嫌がらない
日常使いなら、SPFやPAがそこまで高いものは必要ありません。SPFやPAの強さよりも、たっぷりと塗ることと、こまめに塗り直すことの方が大切です。塗りムラの出やすい顔もたっぷりとまんべんなく塗り、外出先でも2~3時間おきに塗り直しましょう。
また、使い心地も重要なポイント。肌につけた時の感触や香りをお子さまが嫌がったら、毎日使い続けるのはなかなか大変です。塗り直してもキシみや肌の乾燥がなく、使い心地がいいものを選びましょう。
コレが正解◎ 虫対策3か条
公園など子どもの外遊びの定番スポットは、虫も大好きなエリア。夢中になって遊んで帰ってきたら、虫刺され痕がいっぱいなんてことも!日焼け対策と一緒に、虫対策も取り入れましょう。
①「虫に刺されない」服装が◎
虫たちは紺や黒などの濃い色の服が大好き。虫が寄ってきにくいように、色の薄いシャツやズボンを選びましょう。山や草むらなどに行くときは、薄手の長袖・長ズボンがおすすめです。頭には、日焼け対策の意味でもつばの広い帽子をかぶるとGOODです
②フローラル系の洗剤・柔軟剤にご用心
最近は香りの残る衣類用洗剤や柔軟剤が増えています。お花の好きな虫たちは、フローラル系の香りが大好き! お子さんの衣類を洗うときは、フローラル系の香りの強い洗剤・柔軟剤は避けましょう。
③肌にやさしい虫よけスプレーを使おう!
まだまだ未熟で、デリケートな子どもの肌。大人は大丈夫でも、虫よけ効果のある化学成分「ディート」などが肌の刺激になる場合があります。虫よけアイテムは、「子どももOK」と記載されていても、推奨する月齢や使用回数、使用部位などに制限がある場合も多いので、しっかり注意書きをチェックしましょう。
ディート不使用◎ 爽やかな香りが気持ちいい虫よけミスト
おすすめは、ディート不使用の天然アロマの虫よけミスト「森の肌守り。(もりのはだもり)」。和ハッカを中心としたアロマの香りで、虫たちから肌を守ります。
1歳以上から、肌に直接スプレーするだけでOK! 1歳未満の赤ちゃんも、ベビーカーや衣服、帽子につけて虫よけ対策ができます。細かいミストで、布にスプレーしてもシミになりにくいのが嬉しいポイント♪ 2時間おきくらいにつけ直して、爽やかな香りを楽しみながら、虫から肌を守りましょう。
刺されてしまったときは、正しい対処を
大人は蚊に刺されると、すぐにかゆみや赤み、腫れが出て1~2時間ほどで落ち着きますが、乳幼児は翌日以降にこのような反応で出始めることが多いようです。帰ってきた時は大丈夫でも、翌日も肌状態をチェックしましょう。
虫に刺されてしまっていたら、まずはキレイにして、冷やしてあげましょう。冷やすことで、かゆみが軽減されます。それでも腫れが引かないときには、病院へ行きましょう。
春こそ気を抜かず、保湿ケアを!
寒い冬が終わると、つい保湿をおろそかにしがちです。しかし、春は紫外線にホコリ、花粉、春風による乾燥やPM2.5など肌の刺激が一気に増える季節!今こそ気を抜かずに保湿ケアをすることが、刺激から肌をバリアし、トラブル知らずで過ごすために重要です。
「虫よけに日焼け止めに保湿剤…。いったいどう使ったらいいの?」と迷ってしまいますが、お出かけ前の肌ケアは、コレが正解です!
① まずは全身に保湿ケアを
お出かけ前は、顔も体も保湿ケアを。保湿することで外の刺激から肌をガードすることができます。
② 日焼け止めをたっぷり塗りましょう
次に、日焼け止めを。点置きして塗りムラがないようにたっぷりとのばします。耳や首の後ろなど、うっかり忘れやすい部分も念入りに。
③ 虫よけミストで完了!
体や服にまんべんなく虫よけミストをつけます。顔に直接スプレーすると目や口、気管に入ってしまうため避けましょう。顔まわりは髪や帽子にスプレーして対策を。
おわりに
今回は、春のベビー&キッズのスキンケアのポイントをお伝えしました。簡単なケアで、肌トラブルの危険はグンと減らせます。ヒリヒリ・カユカユ・ジュクジュクになってから後悔しないよう、本格的な春を迎える前に、さっそく今日から対策を始めてくださいね♪