コラム

カテゴリーから探す
キーワードから探す

キッズ(子ども)

2024.05.10

【11~17歳頃】「思春期ニキビ肌」のスキンケア方法って?

【11~17歳頃】「思春期ニキビ肌」のスキンケア方法って?

ベビーお役立ちコラム【【11~17歳頃】「思春期ニキビ肌」のスキンケア方法って?】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

10歳頃からは性ホルモンの本格的な分泌が始まり、いわゆる「思春期」が訪れます。

体が大きく変わるこの時期は、肌も過渡期を迎えます。今までは皮脂不足だったお子さまの肌も皮脂の分泌が活発になる部分が出てきて、「思春期ニキビ」に悩まされる子も。

顔にブツブツニキビができていたら、お子さまの気持ちも憂鬱になりますよね。「大人になってニキビ跡が残ったりしたらかわいそう…」と、なんとかしてあげたい気持ちのママも多いのではないでしょうか。

今回は、思春期ニキビの改善方法についてお伝えいたします。ぜひ、大人の肌へと変化するお子さまのはじめてのフェイシャルスキンケアのやり方を、ママから教えてあげてくださいね。

▼思春期でも乾燥が気になる肌は、こちらをチェック
思春期ニキビ・乾燥に悩まないためには?思春期の「基本のスキンケア」

「思春期」とは、子どもが大人に発達していく過程です

思春期とは、こどもが成長しおとなになっていく過程で、心身ともに変化する時期のことで、男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく体が変化し、著しい身長の伸びを認める時期をさしています。この思春期が何をきっかけになって始まるかは現在でもまだ正確にはわかっていませんが、結果として性ホルモンが上昇することにより、性差がはっきりしてきます。
(日本小児分泌学会HPより引用)
http://jspe.umin.jp/public/sishunnki.html

思春期は、子どもから大人へと心も体も成長していく時期。思春期と聞くと、声変わりや初潮のイメージがありますが、実は肌も大きく変わる時期でもあります。

なぜニキビができる?「思春期ニキビ」の原因

小学校高学年~中高生の思春期になると、顔の肌質が変わってきます。

思春期までは、顔全体に皮脂の分泌が少ない時期。しかし、思春期に入ってくると、男の子も女の子も”男性ホルモン”の量が増えて、顔の皮脂が多く分泌されるようになるのです。

とくに汗や皮脂の分泌量が多い、おでこやTゾーンはニキビができやすくなります。過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせてしまうと、ニキビの原因菌(アクネ菌)が増えて炎症を起こしてしまいます。それがニキビとなるのです。

皮脂のベタつきによる汚れも、ニキビの原因に

皮脂が増えると、肌がベタつきやすくなり、夜寝ている間や日中に汚れやほこりがつきやすくなり、それも刺激となってニキビを悪化させる原因になってしまいます。

そのため、毎日のスキンケアで余分な皮脂や汚れを洗って落とし、保湿ケアでうるおいを十分に与えて、水分と油分のバランスを整えることが大事になってくるのです。

ニキビを改善するには「洗って保湿」が大事!

ニキビの対策ケアは、「洗って保湿」の2ステップを1日2回(朝晩)行うことがとっても大切です。

ニキビと聞くと、つい「洗う」ケアだけに注力しがち。しかし、必要なうるおいをしっかり補給しないと、さらに過剰な皮脂分泌を招いてしまいます。きちんと余分な皮脂を落とした後は、ニキビの原因とならないアイテムできちんと保湿ケアをしましょう。

ニキビ予防のための2ステップ

ステップ1.【洗う】

洗顔で余分な皮脂と汚れを落とし、毛穴の詰まりをなくす。

ステップ2.【保湿】

洗顔できれいにした肌に、必要なうるおいを与えて皮脂バランスを整える。

ステップ1.洗い方のポイントはコレ!

1.顔をぬるま湯でさっと洗う
熱すぎるお湯は、肌にとって必要なうるおいまで奪ってしまいます。洗顔は39℃以下のぬるま湯で行いましょう。

2.清潔な手で洗顔料を泡立てる
洗顔の際は、まずは手を清潔にするために手を洗いましょう。雑菌で汚れている手は、肌を刺激してしまいます。

3.ニキビができているところから泡をのせる
ニキビができている部分は、皮脂が多い部分。まずはその部分から洗顔料をのせましょう。

4.泡を転がすようにやさしく洗う
肌への摩擦を避けてやさしく洗うために、洗顔料はよく泡立てます。弾力たっぷりの泡を転がすように洗うのがポイント!泡立てが面倒な場合は、泡で出てくる洗顔料が便利です。

5.顔の泡をやさしくすすぐ
顔をこすらないように、やさしく洗い流します。生え際など、すすぎ残しの多い部分も忘れずに丁寧に泡を流しましょう。

6.タオルで水気をおさえるようにやさしく拭く
最後に水気をとるときも、肌をこすって刺激しないようにしましょう。肌触りのいい柔らかいタオルで、おさえるように拭きます。

ステップ2.保湿ケアのポイントはコレ!

保湿の基本は、大人と同じく「ローション」⇒「乳液」です。ローションだけだと、与えたうるおいがどんどん逃げてしまい、かえって乾燥を招いてしまう場合もあります。必ず乳液までのケアをワンセットにしましょう。

もうひとつ気をつけたいのが、アイテム選び。まだまだ肌状態が安定しない時期ですから、スキンケアアイテムは、低刺激のものがおすすめです。下記のポイントを参考にしましょう。

アイテム選びのポイント

1.「ノンコメドジェニックテスト済み」と書いてあるもの
《ノンコメドジェニックテストとは》ニキビになる手前の状態を“コメド”といいます。ノンコメドジェニックは、ニキビになりにくい処方ということになります。ニキビのもとになる成分が処方されていない化粧品に対し、本当にコメドができにくいかをチェックする試験です。

2.肌の水分と油分のバランスを整えてくれる成分が配合されている
ニキビのケアには、たっぷりのうるおいと適度な油分が必要です。水分と油分がバランスよくチャージできる保湿剤がおすすめです。また、顔の中でもTゾーンはベタついていても、頬は乾燥しています。顔全体の油分と水分のバランスを整えてくれるアイテムが理想的です。

3.低刺激性のアイテムを選びましょう
ニキビができて炎症を起こしている間は、肌に刺激を与えないようにしましょう。ケアアイテムも低刺激のものを選ぶことが大切です。

思春期のニキビ肌に◎「ママ&キッズ 敏感肌ライン」

「ママ&キッズ 敏感肌ライン」は、ノンコメドジェニックテスト済み(※スキンモイストローション しっとり、モイストオリゴクリーム、バリアオイルは除く)。低刺激で肌に刺激を与えない保湿成分を厳選して配合しています。

洗顔は、「ママ&キッズ 薬用コスミソープ」。自分で泡立てるのが難しい子は、「ママ&キッズ ムースマイルドホイップ」もおすすめです。

ママ&キッズ 薬用コスミソープ

ママ&キッズ 薬用コスミソープ

汗や汚れ、ニキビなどの肌荒れの原因を皮脂をとりすぎずにすっきりと洗い流しながら、洗いあがりはうるおい肌に。泡切れがよく、石けん成分を肌に残しにくい低刺激薬用ソープです。

ママ&キッズ ムースマイルドホイップ

ママ&キッズ ムースマイルドホイップ

弱酸性アミノ酸生まれの泡で、荒れやすい乾燥・混合の両敏感肌をやさしくしっとり洗い上げる低刺激泡状洗顔料。キメ細かい柔らかムース泡が余分な皮脂や汚れをやさしく包み落とし、しっとりなめらかな肌に導きます。

保湿は、化粧水に「ママ&キッズ スキンバランスローション」。その後、使用感がさっぱりしている保湿ジェル「ママ&キッズ スキンバランスジェル」がおすすめです。

スキンバランスローション

スキンバランスローション

混合敏感肌の皮脂バランスとバリア、うるおい、美肌菌に着目したうるおい化粧水。イノシトールや胎脂様成分、4種のカプセル化ヒト型セラミド配合で、みずみずしいうるおい肌に導きます。思春期の肌や男性の肌にもおすすめ。

スキンバランスジェル

スキンバランスジェル

混合敏感肌の皮脂バランスとバリア、うるおい、美肌菌に着目したうるおいジェル乳液。イノシトールや胎脂様成分、4種のカプセル化ヒト型セラミド配合で、みずみずしいうるおい肌に導きます。思春期の肌や男性の肌にもおすすめ。

おわりに

なぜかニキビは、悩む子が多いわりに「これくらいで病院って…大げさだよね」と軽視されがちです。パパやママ自身も、ニキビで悩まれていた方は多くても、病院にまで通ったという方は少ないのではないでしょうか。

ニキビは肌の疾患(病気)です。スキンケアで予防はできても、治療はできません。繰り返すニキビは、早めに皮膚科を受診しましょう。

まだまだ成長途中の思春期の肌には、必要な時は薬を使って治療をしつつ、スキンケアでトラブルを繰り返さないすこやか美肌を育てあげることが大切です。

おすすめ関連記事

おすすめ記事