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キッズ(子ども)

2017.10.24

秋~冬もあせもに注意!子どもの服装選びのポイント

秋~冬もあせもに注意!子どもの服装選びのポイント

キッズお役立ちコラム【秋~冬もあせもに注意!子どもの服装選びのポイント】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

ぐんと気温が下がるこの季節。子どもが寒い思いをしないよう、ついたくさん着せてしまいますよね。でも、赤ちゃんや子どもは大人よりずっと暑がりで汗っかき!冬でもあせものトラブルはとても多いんです!今回はこれからの時期にぴったりのベビーとキッズの服装選びのポイントをご紹介します。

子どもはとても暑がり!「冷え性」はありません

赤ちゃんやまだ小さいお子さんは自分の言葉で伝えることができない分、つい「寒くないかしら?」と厚着をさせてしまいがちですよね。しかし、赤ちゃんは大人よりずっと暑がり。下の画像のように、パパよりもママよりも子どもはずっとポカポカしていて、大人の女性のような冷え性の心配もありません。

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また、小さな体に大人と同じ数の汗腺があるので、とても汗っかき。冬でも着せすぎには注意が必要です。時々背中に手を入れてみて、じっとり汗ばんでいたら着せすぎで暑がっている証拠。服を脱がせて調整してあげましょう。

これが秋~冬の理想の服装!

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「厚手を1枚」より「薄手を重ね着」が◎

モコモコのロンパースや厚手のセーターだと、脱ぎ着で調整ができません。秋~冬は、外はひんやり寒いのに家やお店は暖房が効いてポカポカだったりと、場所によって温度の差が激しい時期。時と場合によって衣服の調整ができるよう、薄手の長袖シャツにベストやカーディガンを着るなどするのがおすすめです。シャツは、肌触りがよく汗の吸い取りもいい、綿素材のものを選んであげましょう。チクチク・ゴワゴワ素材はNGです。

上下は別々の服に

赤ちゃんの時期はかわいいロンパースを着せてあげたくなりますが、上下のつながった服は、おなかから熱がうまく放出できず、熱がこもって暑くなってしまいます。生後4カ月以降はロンパースを避け、上下別々の服を着せてあげましょう。

肌触りがよく、締めつけず、洗えるズボンをチョイス

肌のためには、ズボン選びも大切です。シャツと同じように肌触りのいいものを選びましょう。タイトなデザインで体を締めつけるものではなくゆったりデザインのものを選ぶと、体の熱の放出を妨げません。また、ベビーやキッズの服はすぐに汚れるので、ご家庭で簡単に洗えるものを選びましょう。

モコモコ帽子、レッグウォーマー、腹巻きは必要ありません

熱がりで汗っかきの赤ちゃんやキッズは、モコモコ帽子、レッグウォーマー、腹巻きなどを着せると、暑くなりすぎてあせもや赤みなどの肌トラブルの原因となってしまいます。真冬でもこれらは必要ありません。靴下ですら、室内では履いている必要はありませんよ。

汗をかいたらすぐ処理を!放置は肌トラブルの原因に

「気づいたら子どもが汗だく!」なんてこと、よくありませんか?どんなに服装に気をつけていても、暑がりな子どもはちょっとはしゃいだりしただけで汗をかいてしまいます。そんなとき、汗をそのまま放置していると…汗が肌の刺激となりあせもや乾燥、かゆみなどの肌トラブルを起こしてしまいます!汗をかいたら放置せずにすぐに処理してあげましょう。

汗の処理は、「やさしくキレイに&忘れず保湿」がポイント

お子さんが汗をかいていることに気づいたら、すぐに拭いてあげましょう。ただし、拭き方にはご注意を。乾いたタオルや、意外と目が粗いガーゼなどは、デリケートな子どもの肌を傷つけてしまいます。肌触りのいいタオルなどをぬらしておしぼりにするか、ウエットティッシュなどを使いましょう。拭くときは肌の刺激にならないように、こずらずやさしく押さえるように拭くのがポイントです。また、肌をキレイにすると、どうしても肌のうるおいも奪ってしまいます。「キレイにしたら保湿」までをワンセットと考えて、忘れずに乳液やクリームを塗ってあげましょう。

おわりに

今回は秋~冬の服装選びのポイントをお伝えしました。かわいいわが子を思うあまりどんどん厚着をさせたくなりますが、子どもはとても暑がりで汗っかき!お子さんが快適に元気よく過ごせるよう、「寒くないかしら?」よりも「暑くないかしら?」と気にかけてあげてくださいね。

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