美容
2020.01.14
2020年春のメイクトレンドは“光”。スキンケアでもハイライト効果を
【2020年春のメイクトレンドは“光”。スキンケアでもハイライト効果を】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
春が近づくと、装いが軽やかになるとともに、メイクも季節にあわせて変えたい気分になりますね。
今季、ベースメイクのトレンドは、断然「ハイライトをきかせたメリハリ顔」です。頬の高いところや、視線が集中する眉間などにハイライトをきかせると、スポットライトをあてたように光をキレイに反射して、顔に立体感と躍動感が生まれます。
ラグジュアリーブランドからプチプラブランドまで、スティック状やパレット状のハイライトが多くリリースされますので、ぜひチェックしてみてください。
さて、ハイライトはそもそもベースメイクのカテゴリですが、じつはスキンケアでも実現可能です。
「ハイライト効果がある」ということはつまり、肌表面に影や凹凸のないなめらかさとうるおいがあって、光をキレイに反射できる肌のこと。けれども、冬を越えた肌は、水分不足からくすんで見えたり、乾燥が進んで肌表面がザラザラしたり、不均一になりがちです。
そのため、光を味方につけて、すみずみまで透明感が行き渡る肌を目指しましょう。
量と時間はいつもの2倍
1/2の力を意識してお手入れを
具体的な春支度は、「落とすこと、うるおすこと」、このふたつです。基本のお手入れですが、きちんと落としていないとうるおいは入っていかないし、透明感も損なわれます。
まず、落とすこと。
いつものクレンジングと洗顔はどのくらい時間をかけてなじませて、すすぎをしていますか? 一度、「いつもの2倍の量を、いつもの力の1/2で、いつもの2倍の時間をかけて」ていねいになじませてみましょう。すると、肌の表面を不均一におおっていた不要な角質は肌負担なく自然に浮き上がり、洗顔だけで肌には玉のようなハイライトが生まれます。
私自身、以前は落とすよりも与えることに意識が向きがちで、クレンジングや洗顔は秒速ですませていましたが、「いつもの2倍の量を……」と呪文のように唱えながらマッサージすると、洗顔タイムも楽しく優雅なものになりますよ。
次に、与えるケアです。
うるおいは、みずみずしさやハリ感や透明感、すべての美しさの根源です。春は花粉や紫外線の影響で予期せぬ乾燥やくすみを招くこともあるため、うるおいにブライトニングケアをプラスするのがおすすめです。
ローションや乳液、美容液をつけるときに共通するのは、両手のぬくもりで顔を包むようにやさしくなじませていく「ハンドプレス」です。手の温かさで化粧品の浸透を高めて、包みこむようにして顔の丸みを形状記憶。お手入れを少し変えてみるだけで、水分がすみずみまで行き渡り、やわらかい曲線とみずみずしいツヤ玉が生まれます。
>レドナ ホワイトモイストローション
>レドナ ホワイトモイストミルク
スキンケアでハイライト効果、ベースメイクが活きる肌に。見た目の美しさと、春に向けて揺らがない土台づくりにも役立ちます。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子
profile
広告制作、集英社の美容誌MAQUIAの編集者を経て、現在は美容ジャーナリストとして活動しながら、大学院で経営学・マーケティングを学んでいる。毎月150もの新製品を試し、分析してきた経験から、女性誌やブランドサイトにて、美容法をアドバイスしたり、化粧品のアドバイザーやコンサルティングなどを行う。2児の母として、効率化とエンタメ性あるビューティを心がけている。