美容
2019.12.03
肌の冬支度には “準備”が大切です。
肌の冬支度には “準備”が大切です。ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
仕事でも、家事でも、子育てでも、大切なのは“準備すること”とよく言われます。
私自身、美容誌の編集者だった頃の話を少し。あの頃は連日モデル撮影がありました。「いいカットが撮れた!」と思うのは、やはり準備が入念にできているときでした。例えば、冬のアイテムを紹介する編集ページでは、冬の雰囲気を出すにはどんなスタッフとチームを組むか、どんな小物が必要か、ライティングや衣装、シチュエーションは? と細部まで決め込んで挑みます。
事前の手書きコンテでイメージを具体的にして、スタッフとの打ち合わせを重ねることで、ゴールとなるイメージを共有していきます。その共有作業がないと、当日意見が食い違い、時間を浪費し、気持ちに余裕がなくなってしまいます。当日は当日で、スタッフが入る前に、編集者はスタッフの好みも考えながら、ドリンクや軽食、記事のテーマに合わせた音楽や香りのセッティングを行います。スタッフ全員が心地よく、テンションを高めて挑めるための準備です。編集者の仕事は、もうここで成功するかどうかが決まってもおかしくないくらい。
子どものおむつ替えでも、うんちをしちゃった! 脱がした! おしりふきがない! 暴れる! うんちがカーペットについちゃった!! なんて悲劇は、手元におむつとおしりふきを用意していたら起こりませんよね。
じつは、大人の肌も同じなんです。とくに冬の過酷な時季は、今のうちから冬支度をすることが、美肌を守る大切なプロセスなのです。
冬支度1
朝晩のクレンジングで、効かせる肌準備を。
寒さが厳しくなると、肌は乾燥しやすくなるため、朝は洗顔の代わりにぬるま湯ですすぐだけに切り替える方もいらっしゃるかもしれません。けれども実は、朝の肌は寝ている間に分泌した老廃物が付着している状態です。脂汚れは水では落ちにくく(フライパンの油汚れが水では落ちないのと同じですね)、やはりクレンジングで洗い流し、肌をまっさらな状態にしましょう。そうすることで、化粧水やクリームの栄養が入りやすくなります。効かせたいなら、朝も夜もクレンジング。
レドナの「ラメラクレンジングゲル」なら、肌と同じラメラ構造だから、肌に刺激することなく脂汚れを落とし、すすいだあとのつっぱりがなく、もちもちと仕上がって、メイクのりもよくなります。
冬支度2
冬に老ける目元。アイケア元年にしましょう。
目元のトラブルといえば、シミやしわ、クマ。この時季は夏の紫外線の蓄積が表面化してシミとなり、乾燥が進んでしわが定着し、寒さでめぐりが悪くなったり摩擦によってクマが生まれます。冬は目元の3大悩みが一気に表面化するのです。
さらに、スマホ時間の増加により目元は年々酷使している状況にあります。現に、あるメガネメーカーはアイケアトリートメントのサービスを充実させたり、ある目薬ブランドは医療用に乗り出したり、アイケアは現代人がすべき最優先ケアとなっています。
私はレドナの「トリプルアイ」を朝晩習慣にすることで、目尻のカサカサやアイカラーのくすみ、疲れによるまぶたのくぼみが目立たなくなりました。やればやるだけ応えてくれるアイケアは、はじめた人から美しい目元に。
冬支度3
全員うるおい家族でストレスフリー。
乾燥はイライラの原因になりがちです。
わが家の次女はアトピー体質で、顔はもちろん首や腕、足やお腹など、やわらかい部分はちょっと乾燥が進むとかゆがりかきむしってしまいます。そうすると、楽しんでいた塗り絵やブロック遊びが中断され、集中力がとぎれ、本人もイライラしているのがわかります。
だから、乾燥がひどい時季は、入浴後だけでなく、朝のお着替えのときや、からっ風に吹かれる公園で、エアコンのきいた室内で、こまめにうるおいケアを行います。
子どもはとくにベタつくのを嫌がるのですが、みずみずしくてのびがいい「モイストオリゴミルク」は、子どもも好んで顔や体を差し出してくれます。外では小さいサイズを、家では大きいポンプタイプを常備。蓋の開け締めの手間がいらないポンプタイプだと、子どもも自然に手が伸びて、「お肌の魔法?」と楽しんでケアしてくれます。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子
profile
広告制作、集英社の美容誌MAQUIAの編集者を経て、現在は美容ジャーナリストとして活動しながら、大学院で経営学・マーケティングを学んでいる。毎月150もの新製品を試し、分析してきた経験から、女性誌やブランドサイトにて、美容法をアドバイスしたり、化粧品のアドバイザーやコンサルティングなどを行う。2児の母として、効率化とエンタメ性あるビューティを心がけている。