美容
2015.06.15
湿度が高い時期に起こりやすい肌トラブルとは?
美容お役立ちコラム【湿度が高い時期に起こりやすい肌トラブルとは?】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
湿度が高い時期に起こりやすい肌トラブルとは?
梅雨の時期は、湿気との付き合い方がポイントに。嫌~なジメジメは気分を滅入らせる一方で、肌にも深刻なトラブルを引き起こしてしまいます。
温度と湿度のバランスについて
湿度が高くなると、誰もが「不快である」と感じますよね。涼しさ・暖かさの感じ方は「温度」だけでなく「湿度」にも左右されます。例えば夏の健康によい室温は『27~28℃』といわれていますが、この温度設定で冷房しても、あまり涼しく感じられなかった経験はありませんか?
同じ温度でも湿度が60%以上あると涼しく感じないのですが、50%以下になれば快適に感じるのです。年間を通して、望ましい室内湿度の目安は30~60%。最も過ごしやすい湿度は『45~60%』です。快適に過ごすには温度と湿度のバランスが大切なのです。
湿度が高いときの肌トラブル
肌にとっても湿度の高い状態は良い環境ではありません。湿気が多いと衛生面でも悪影響が出やすくなるためです。“黄色ブドウ球菌”などの繁殖も起こりやすい時期です。この菌は日常生活のあらゆるところに潜んでおり、健康な人も保菌しています。健康な肌の人であれば保菌数も少ないのですが、アトピー肌の人はこの菌の数が多いと言われており、その症状を悪化させている一因になっているようです。
湿度が高い日が続くと皮膚表面もベトベトして、雑菌が繁殖しやすい肌状態になってしまいます。このため、黄色ブドウ球菌の増殖を招き、アトピー症状の悪化に繋がるのです。更に冷房などにより肌が乾燥すると、お肌を守る能力も低下、少しの刺激で湿疹やかぶれといった皮膚炎を引き起こしやすいといえます。
アレルギーの原因にも
湿気は「カビ・ダニ」の発生や活動が盛んになる大きな要因になります。カビ・ダニはアレルギーの原因にもなるので注意が必要です。
次回は、梅雨時のスキンケアの注意点をご紹介します。