美容
2020.03.31
スキンケアの潮流は「あるものを活かす」 ゆらぎ肌は「いい菌」を育てるのがブームです
美容お役立ちコラム【喉の乾きと同じように肌の乾きにも耳を傾けてローション選びを】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
世界的に美容のトレンドが「無理に与えず、あるものを活かす」方向に流れています。
「無理に白くする」成分や、物理的に「無理にはがす」ケアよりも、肌にもともと存在する成分や性質を活用してすこやかな美肌を目指す人が増えています。
だから今、空前の肌活スキンケアブーム。つい先日も、メイクで彩るよりも、コンシーラーで隠しすぎたりするよりも、スキンケアで素の美しさを引き出したいと願う人が増え、スキンケアブランドへの注目度が高まり、スキンケアアイテムが売れているという報道があったばかりです。
とくに今、「菌活」に注目が集まっています。
肌の菌というと、外部からの刺激から守ってくれる役割を持つ善玉菌、というのがあります。けれども、乾燥や刺激で炎症を起こすとニキビにもつながる悪玉菌が増えて、さらに刺激を受けやすく荒れやすい状態になってしまいます。
春は肌がゆらぎやすいからこそ、善玉菌=美肌菌を育てるスキンケアを心がけたいですね。
美肌菌の鍵を握るのは「バリア」と「オリゴ」
外部からやってくる刺激から守るために肌のバリア膜で防御することが、ゆらぎ肌のケアには欠かせません。そして、バリア膜を育むには、オリゴがオススメです。
オリゴとは稀少な糖のことで、ママ&キッズのオリゴは黒糖生まれ。
美肌菌を育み、肌をバリアしながらうるおいを高め、肌荒れを起こしにくい状態に促すスペシャルなオリゴを採用しています。
そもそも、100gのせっけん1個に20kg分の黒糖オリゴを配合した、「薬用コスミソープ」は、ママ&キッズの生みの親であるナチュラルサイエンスの社長が、愛する息子のアトピーを治したい一心で、皮膚科医協力のもと誕生したアイテム。
これがはじまりだったので、ママ&キッズの「敏感肌フェイスケア」は、子どもはもちろん、敏感肌のママや、かみそり負けしてしまうパパにまで使える低刺激ファミリースキンケアなのです。
私、鵜飼が第一子の誕生から10年愛用しているのが「モイストオリゴミルク」。
お風呂上がりに、きちんとケアできなくても「とりあえずモイストオリゴミルク!」を塗るだけで、乾燥やかゆみを防ぐことができます。次女は寝ている間も、無意識にボリボリとかきむしるほどアトピー体質なのですが、モイストオリゴミルクを塗ると、おだやかにすーっと熟睡してくれます。
大人も子どももオリゴに夢中になる理由
なぜこんなにオリゴミルクに夢中になってしまうのかしら? と分析すると、まずはテクスチャーでした。
とにかく、こくまろ。肌の奥からうるおい、なめらかに肌と一体化していきます。みずみずしくまろやか、そしてその後! ぴたっと肌にフィットして”第二の皮膚”である「バリア膜」になるのです!
なんと、今年のもうひとつのトレンドは「第二の皮膚」。何かというと「皮膚のように薄くて一体感がある感覚」のこと。
この第二の皮膚と言われる処方やファイバー技術をもって、つけていないようなバリアを形成するコスメや美顔器が登場しています。
くしくも「モイストオリゴミルク」はずいぶんと前から、第二の皮膚で大人と子どもの肌を守ってきたんですね。
もうひとつ、バリアで守られているからか、肌の内側はもっちりやわらかく、外側はさらさらキメが整って美肌に見えるのです。肌が敏感になると、むきだしの荒野状態で、肌がかたくなりがちです。そんな肌をほぐして、手触りのいいもちもちの肌に仕上がるところも、嬉しいですよね。
敏感に傾いたとき、スキンケアのチョイスも大切ですが、ケアするときの手のうごきにも注意しましょう。クレンジングは手であたためてなじみやすくする、洗顔料はたっぷりの泡で肌をこすらないように汚れを浮かす、ローションやミルク、クリームは手当をするようにやさしく肌になじませ、おさえてこすらない。
肌がゆらぐと、心もしずみがちですが、お手入れひとつで心は明るく、視線も上向きになっていきます。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子
profile
広告制作、集英社の美容誌MAQUIAの編集者を経て、現在は美容ジャーナリストとして活動しながら、大学院で経営学・マーケティングを学んでいる。毎月150もの新製品を試し、分析してきた経験から、女性誌やブランドサイトにて、美容法をアドバイスしたり、化粧品のアドバイザーやコンサルティングなどを行う。2児の母として、効率化とエンタメ性あるビューティを心がけている。