美容
2020.06.23
時短スキンケアするのは何のため?忙しさ、効率化・・・? 裏返すと「○○○○」に!
美容お役立ちコラム【時短スキンケアするのは何のため?忙しさ、効率化・・・? 裏返すと「○○○○」に!】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
みなさんはどんなときに、時短ケアをしていますか?
代表的なのは、以下の3つではないでしょうか。
・子育て中で自分のケアに手が回らない。
・仕事が忙しくて寝る時間を確保したい。
・たまにはスキンケアをサボって動画アプリに熱中したい。
私はこんなときに、時短ケアを取り入れます。
・育ち盛りの長女の「お腹すいた」(さっき夕飯食べたのに!?)に、今日5度目の食事をつくるのを優先するとき(嬉しいけれど底なし!?)。
・次女が抱っこをリクエストするとき(かわいいけれど洗顔後つっぱったまま)。
・旅先で深夜まで楽しみすぎたとき(たまにはいいよね)。
時短ケアは、「忙しくてスキンケアする時間がない」からするものではありますが、裏を返せば「しあわせな時間を確保するための機能ツール」でもあるのです。
さきほどの時短事例を、しあわせ変換すると以下のようになります。
・子育て中で自分のケアに手が回らない。
↓
・子どもに絵本を1冊多く読める。
・仕事が忙しくて寝る時間を確保したい。
↓
・質のいい睡眠をとれて、翌日も頑張れる。
・たまにはスキンケアをサボって動画アプリに熱中したい。
↓
・心の充実! 元気になった!
こんな感じでしょうか?
そして今回! 私がお伝えしたいのが「白肌のための時短ケア」です。
シミやくすみがある肌を白肌に導くには、根気よくケアを続けることが大切だということは理解しています。
けれども!
時短できる上に透明感の手応えもできるだけすぐ欲しい!と、誰しも思うのではないでしょうか。
せっかちな私は、すぐに白肌になりたい!と思ってしまいます。
そんな効率のいい白肌時短ケアに必要なキーワードはこちら。
①手やマスクで密閉する
②UVカット効果がある乳液を
③首や手の甲にもつける
アイテム選びと、使うときのポイントがあるのです。
①手やマスクで密閉する
肌にいくらいいものでも、しっかりなじまないと意味がありません。
例えば、煮物を煮るとき、落しぶたをすると早く美味しく味がついて仕上がるのと似ています。
ローションや美容液を手でなじませるときは、手のひらを頬の丸みにそわせて、隙間なく密閉させると、手のぬくもりが肌に伝わり、浸透もスムースです。
とくに、シミやくすみが気になる部分は、重点的に手のひらパックを。
このとき、こするのは避けましょう。摩擦がシミやくすみ、敏感肌を助長させることがあります。
また、美白シートマスクなら貼るだけで、究極の時短白肌ケアが可能です。
私は、体が温まって巡りがよくなっている半身浴中を利用してシートマスクをするのがお気に入り。マスク後の肌は透明感はもちろん、もっちりツヤツヤになっていて、こんな素晴らしい時短白肌ケアはないと思えるくらい、毎回感動が訪れますよ。
②UVカット効果がある乳液を
一般的な朝のスキンケアプロセスは、化粧水、美容液、クリーム、その次にUVカット効果のあるアイテムを塗ります。
けれども、最近増えているのは、スキンケアにUVケアを兼ねているアイテムです。SPF値は20~30であることが多く、心地よさやうるおいを実感するものが多く、日焼け止めということを感じさせません。
そしてなぜUVカット効果のあるアイテムのなかでも「ミルク」がいいかというと、ミルク=乳液は、水分と油分のバランスがいちばん人間の肌に近く、なじみやすさもうるおいキープもレベルが高いからなのです。
スキンケアのプロセスとともに、朝の慌ただしい時間との戦いからも解放されます。
③首や手の甲にもつける
UVケアアイテムには、顔用、ボディ用とわかれていることもありますが、基本、肌は一枚皮で全身つながっているため、1本でOKです。
顔に塗ったら、ぜひそのまま首やデコルテにのばしてください。
意外と首の後ろやデコルテの、うっかり日焼けは多く、日焼けしてから気づくことがあります。とくに敏感肌にとっては、日焼けは炎症を助長させることがあり、気をつけたいですね。顔とのトーンの差がでないためにも、「ついで塗り」で、きれいをキープしてくださいね。
しあわせにつながり、じつは豊かな時間をくれる時短白肌ケア、さっそくはじめてみましょう。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子
profile
広告制作、集英社の美容誌MAQUIAの編集者を経て、現在は美容ジャーナリストとして活動しながら、大学院で経営学・マーケティングを学んでいる。毎月150もの新製品を試し、分析してきた経験から、女性誌やブランドサイトにて、美容法をアドバイスしたり、化粧品のアドバイザーやコンサルティングなどを行う。2児の母として、効率化とエンタメ性あるビューティを心がけている。