じつは落とすときが一番大切！ハロウィンメイクの楽しみ方

毎年盛り上がりをみせるハロウィン。
秋の収穫祝いや悪霊払いといった本来の行事を越えて、今やなりたいキャラクターになりきって大人から子どもまで楽しめるイベントとして定着していますね。
本格的なホラーメイク、それともかわいいキャラクターメイク、あなたはどちら派ですか？

そんなハロウィン気分を盛り上げるメイクですが、気になるのがイベント後。時間をかけてしっかり作りこんだメイクは、どうやって落とすのが正解でしょうか？
よく「メイクをかけた時間だけ、クレンジングに時間をかけよ」と言われていますが、 クレンジングの選び方と、ちょっとしたコツをつかめば、じつは短時間でストレスなく落とすことができるのです。

ポイントは３つです。

①のせるだけで落とせるゲルタイプがおすすめ
②クレンジングの前は肌と手をあたためておく
③こすらず指の腹で、肌の表面をなでるだけでOK

①のクレンジングの形状に「ゲルタイプ」をおすすめする理由は、うるおいを奪わないから。秋から冬にかけてのこの時期、外気は冷たく、室内は暖房で寒暖差がある分、肌は思った以上に水分蒸発が進み乾燥しています。そのため、ゲルといううるおいや美容成分をしっかりと内包できる構造が適していること、クッション性があり肌あたりがよく摩擦を起こしにくいことが挙げられます。
肌にのせると、メイクや皮脂汚れをやわらかくして自動的に吸着するため、ゴシゴシこする必要がありません。

②は、プレケアとして肌と手を温めるメリットは、肌なじみをよくしてクレンジング時間を短縮できるからです。
温める方法は首や顔にホットタオルをのせたり、大きく目を見開き「あーいーうーえーおー」と鏡に向かって言うだけで上半身がポカポカしてきます。クレンジングは手のひらにのせて、両手で包むだけでとろとろのやわらかいウォームクレンジングに。
エステサロンのフェイシャルコースでは、クレンジングのステップに必ずスチームを使いますよね。肌を柔らかくほぐして、クレンジングとの肌なじみをよくするための大切なプロセスなのです。

③最後に、クレンジングの仕方について。
しっかりメイクだからとゴシゴシこするのは、汚れを移動させているだけで、肌を傷めることになるため逆効果です。
肌がよれないように、指の腹を肌の表面をなでるだけで十分毛穴の奥にまでアプローチできるのです。ティントタイプの濃いメイクや、目の際のラメやパールなども、小刻みクレンジングによって自然に浮き上がってきます。

この３つを実行するだけで、手間も時間もかけずに、肌をいためず、むしろもっちりと透明感ある仕上がりへと導いてくれます。
秋から冬にかけてのイベントメイクを落とすときは、落としたあとのうるおいまできちんと考慮しましょう。