美容
2018.07.31
女性の半数が悩んでいる「大人ニキビ」 繰り返さないための、5つのルール
美容お役立ちコラム【女性の半数が悩んでいる「大人ニキビ」 繰り返さないための、5つのルール】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
ある日、ポツンと赤みを帯びたニキビを発見したときの衝撃といったら……、「今日は人と会いたくない」と思う女性は多いのではないでしょうか？
シミのように平坦で色による悩みだったらコンシーラーで隠せますが、ニキビのように凸面があり、赤く炎症したトラブルはなかなかカバーしきれない分、気持ちの浮き沈みにも大きく関わってきますよね。
ところで、「大人ニキビ」は、10代～20代前半によく見られる「青春ニキビ」とは、どう違うのでしょうか？
「青春ニキビ」は、皮脂分泌が過剰になることで毛穴がつまり、アクネ菌が繁殖することで起こります。とくに春夏、Tゾーンにできやすいのが特徴です。
対して「大人ニキビ」は、老化や生活スタイルの変化、ストレス過多、ホルモンバランスの変化など複雑な要因がからみあって起こります。巡りが滞り、うるおいバランスが崩れるため、肌表面が硬くなって毛穴をふさいでしまったり、部分的にベタついたりすることでニキビが発生します。季節関係なく、フェイスラインやあごなどUゾーンにできやすいのが特徴です。
「大人ニキビ」と「青春ニキビ」は、原因も症状も異なるため、正しく理解して適切なケアをすることで、ニキビが悪化するのを防ぐことができます。
今回は、女性の半数が現在悩んでいる「大人ニキビ」を、確実にスピーディにケアする5つのルールをご紹介します。
ルール1 ニキビのもとを癒やす専用ケアを
ニキビは皮膚の病気です。
病院に行ったら症状に合う処置や薬を処方してもらうように、ニキビ専用のスポッツケアアイテムで、しつこく繰り返す大人ニキビの菌を抑制することと、紫外線ダメージから守る「癒やすケア」が何よりも大切。
そんな大人のニキビに効果的な、2つの西洋ハーブがあります。
ひとつはニキビ菌の活性を抑制する代表的なハーブである「西洋ハッカエキス」、ふたつめは抗酸化力に優れていて、紫外線のダメージから肌を守る「甘草エキス」です。
ニキビのある部分にスポッツ的に使える美容液なら、そのまま塗ってもいいですし、コットンに浸透させて5分ほど肌にのせておくのもおすすめです。
集中的にニキビの炎症を取り除き、ニキビ菌の防御や皮脂コントロールができるため、困ったときの1本として常備しておくと安心です。
ルール2 毛穴をつまらせない
本来落ちるはずの汚れや酸化した皮脂が毛穴をふさいでしまうと、ニキビ菌のエサになり赤く腫れたニキビができてしまいます。肌表面はやわらかく栄養が行き渡り、巡っているように、毛穴が常にキレイな状態だと、ニキビの発生率はぐんと減らせます。
暑い時期は毛穴も詰まりがちですので、余分な角質を除去し、角質を柔軟にする効果に優れたクレンジングで清潔に保つことがポイント。ニキビの第一段階である角栓の形成を防ぐことができます。オイルフリーのアイテムだと、ニキビ肌や脂性肌の朝のクレンジングにも最適です。
ルール3 摩擦を与えない
ニキビ肌はただでさえ、肌が炎症している状態。そこにゴシゴシと洗顔して摩擦を加えると、さらに炎症を促し、治るニキビも悪化してしまうという魔のスパイラルに迷い込んでしまいます。
洗顔はできるだけやさしく、指が触れないよう、たっぷりの泡を転がすだけで十分汚れは落とせます。
プッシュするだけで簡単にホイップのようなもこもこの泡が出てくる洗浄料だと、摩擦なくやさしく洗顔できます。洗顔後の肌はやわらかく、毛穴もクリアに。
ルール4 隠れ乾燥と開き毛穴には給水保湿
大人のニキビは、うるおいバランスが崩れていることからも起こります。見た目はキレイでも内側が乾燥していたり、部分的にテカるのは、水分と油分のバランスが整っていない隠れ乾燥肌の証拠。
うるおいが巡らない肌表面はゴワついていることが多いため、硬くなった角質をやわらげ、毛穴の詰まりを防いで、うるおいがぐんぐん巡るローションを選びましょう。
シロヤナギエキスやオウバクエキス、ハマメリスエキスのような、ニキビや肌荒れのケアに定評のある成分を配合しているものなら、肌本来のバリア機能も高まり、内側はしっとり、外側は毛穴がきゅっと引き締まったなめらかな肌へと導きます。
＞肌の乾燥にうるおいを与える、レドナAC 薬用クリアローション
ニキビが落ち着いてきたけれど、ニキビの発生を抑えたい、透明感をキープしつつ毛穴の黒ずみや開きをケアしたい、というときも、やはり保湿は基本のケアとして欠かせません。
浸透がよくうるおいによって透明感を高める白樺樹液や、毛穴の3大悩みであるたるみ、黒ずみ、開きにアプローチするアーティチョーク葉エキスのような毛穴対策成分に注目。肌がクリアに、弾力もでて、毛穴が次第に目立たなくなるはずです。
ルール5 美白ケアをしてニキビ跡を残さない
ニキビがある部位は、肌の奥で炎症が起こっているということ。その炎症によりメラノサイトが活性化して色素沈着が起こりやすくなります。ニキビをつぶしたり、こすったりしてしまい、跡が残ってしまった、という苦い経験をしたことがある人も多いのでは？
ニキビの痕跡を残さず、シミを定着させないためには、美白ケアをプラスしましょう。ニキビ肌のときはベタつく感触が苦手という人も多いので、ジェル乳液のようなみずみずしいテクスチャーのアイテムを選ぶとストレスがありません。
