美容
2020.09.15
コロナ禍、髪と頭皮の環境が激変!どうする!? 抜け毛やかゆみ、におい……
美容お役立ちコラム【コロナ禍、髪と頭皮の環境が激変!どうする!? 抜け毛やかゆみ、におい……】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
みなさん、コロナ禍がきっかけで髪や頭皮の変化を感じてはいませんか?
私の今いちばんの悩みは、頭皮と髪です。頭皮のベタつきと乾燥の混在、かゆみ、そして抜け毛が増えたこと (涙)。
明らかに入浴後の排水溝にたまる抜け毛が多い! 大ショック!
頭皮も、決してトレンドのウェットスタイルにしているわけではないのに、なんだかベタついて、重い印象……。おまけに汗をかいたあとは、いつものさらさらの汗ではなく、頭皮がベタついていて、そうするとにおいも気になっちゃいます。
けれども心当たりはあります。
コロナ禍、自宅で過ごすことが増えて、まず運動不足になりました(ラジオ体操は2ヶ月だけ続けました)。それなのに、好きなときに好きなだけ、甘いおやつを食べ放題。
高脂質の食べ物は巡りを滞らせます。巡りが悪くなると、頭皮や髪にまで栄養が届かず、頭皮のバランスが崩れ、髪はパサパサに。
人と会うことも減るからと、ていねいなブラッシングもサボっていました。
そんな生活を送ってきたツケが回ってきたのです(涙)。
生活スタイルや精神状態が、ここまで顕著に現れるのかと、身を持って実感しました。
そこで、まず何をすべきか?
シャンプーは弱酸性アミノ酸を、洗い方は摩擦を起こさないように。
ひとつめは、「弱酸性アミノ酸」のシャンプーとトリートメントでやさしく洗うことです。
この時期は、生活スタイルや環境の変化に加え、夏の紫外線ダメージやエアコンによる乾燥ダメージも併発しているため、「弱酸性」のやさしさが必要です。そして頭皮や髪の組成に近い「アミノ酸系」なら、本来のうるおいやツヤを無理なく引き出してくれます。
洗い方のコツは、ゴシゴシと摩擦を与えないこと。頭皮は、ただでさえダメージを受けています。指の腹をしっかりと頭皮につけたら、その場からずらさず小さい円を描くようにマッサージします。血行不良でかたくなったカチコチの頭皮もほぐれて、バラ色の赤みが頬にさすくらい血色感も生まれます。
さらに頭皮につまった酸化皮脂もとけだすので、頭皮毛穴も清潔に。においもすっきり、さらさらの髪に仕上がります。
ベタつき、かゆみもピタッ 頭皮にも保湿美容液を。
ふたつめは、「頭皮エッセンス」でダメージを鎮めること。
そもそも顔と頭皮の皮膚はつながっています。顔には化粧水や美容液を欠かさないのに、頭皮は手づかずになるのはおかしいですよね
しかも、紫外線が降り注ぐのは頭上から。頭皮は顔以上にダメージを受けています。
頭皮エッセンスは、もはや洗顔や歯磨きと同じように、習慣として身だしなみとして取り入れたいですね。
つけるときは、やはり摩擦は避けましょう。女性は頭皮全体が段階を経て薄くなる特徴があるため(男性は頭頂部など局所的)、前、側面、頭頂部、後頭部など全体につけて、指の腹でおさえるようになじませます。
お風呂上がりや朝の時間に、スキンケアにあわせて頭皮ケアを組み込むことで、よりいきいきと生命力にあふれた印象になります。
くしくも先日、アメリカのデパートやコスメのセレクトショップSEPHORAでは、ヘアケアの売り場面積を広げるというニュースも目にしました。
髪と頭皮が見た目に与える印象がいかに大きいかを実感している人が増えているということですよね。
おわりに
ダメージを溜め込んでいる夏の終わりにケアをしてリセットしておけば、抜け毛や薄毛、乾燥などのトラブルをくいとめることができます。
ヘアケアの見直しと、頭皮エッセンスの習慣化、ぜひお試しください。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子
profile
広告制作、集英社の美容誌MAQUIAの編集者を経て、現在は美容ジャーナリストとして活動しながら、大学院で経営学・マーケティングを学んでいる。毎月150もの新製品を試し、分析してきた経験から、女性誌やブランドサイトにて、美容法をアドバイスしたり、化粧品のアドバイザーやコンサルティングなどを行う。2児の母として、効率化とエンタメ性あるビューティを心がけている。