ベビー(赤ちゃん)
2023.05.25
ワンオペOK!新生児・赤ちゃんのお風呂(沐浴)の目的と頻度、手順と洗い方のポイントを解説
生まれたばかりの赤ちゃんの沐浴は、ママもパパも不安でいっぱいですよね。今回は新生児の沐浴に必要な準備や入れ方、基礎的な知識からコツまでを紹介します。出産前にチェックし、準備万端で赤ちゃんを迎えましょう!
赤ちゃんが退院した日から、自宅での沐浴がスタートします。
生まれたばかりの赤ちゃんの沐浴は、ママもパパも不安でいっぱいですよね。
新生児の赤ちゃんが大人と一緒のお風呂に入れるようになるのは、1ヶ月検診で許可が出てからになります。
それまではベビーバスなどでの沐浴が必要です。
今回は新生児の沐浴に必要な準備や入れ方、基礎的な知識からコツまでを紹介します。
出産前にチェックし、準備万端で赤ちゃんを迎えましょう!
1.新生児(赤ちゃん)の沐浴(お風呂)とは
沐浴とは、ベビーバスやベビー用お風呂マットなどを使って赤ちゃんの体をきれいにすることです。
まだ抵抗力が弱い新生児は、雑菌が多い大人のお風呂(湯船)に一緒に入ることができません。
赤ちゃんが大人のお風呂に入れるようになるのは、1ヶ月検診で医師の許可が出てからです。切り替えのタイミングを自己判断せず、医師に相談しましょう。
1-1.新生児(赤ちゃん)の沐浴(お風呂)の目的
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、いつもたくさんの汗をかいています。
肌には皮脂の汚れやよだれ、母乳、オムツの汚れが残るケースもあり、毎日の沐浴が必要です。
沐浴の目的は、汚れを落として赤ちゃんを肌荒れなどのトラブルから守ることです。
1日1回の沐浴で肌を清潔に保ち、しっかり保湿しましょう。
2.新生児(赤ちゃん)の沐浴(お風呂)に必要なものを事前に準備してスムーズに
ママと赤ちゃんが退院後すぐの沐浴をスムーズにはじめるため、沐浴に必要なグッズは出産前に揃えておきましょう。ここでは沐浴におすすめのグッズや、事前の準備を紹介します。
2-1.グッズを揃える
出産前に沐浴に必要なグッズを買い揃えておくと、あわてずに新生児の お風呂をスタートできます。
次に沐浴に必要な基本のグッズや、生まれたての赤ちゃんのデリケートな肌にもおすすめのスキンケアアイテムを紹介しますので準備をはじめましょう。
【沐浴に必要なグッズ】
・ヘアシャンプー
・顔や体用のシャンプー
・バスマット
・ベビーバス
【沐浴後のケアに必要なグッズ】
・吸水性のいい柔らかなタオル
・オムツ
・着替え
・コーム・ブラシ
・乳状ローション または クリーム
赤ちゃんの肌は刺激に敏感です。沐浴中はガーゼなどでこすらず、泡を広げるようにして手で洗ってあげましょう。
【沐浴におすすめのケア用品】
乳児湿疹が乳児脂漏性皮膚炎なのか、またはアトピー性皮膚炎のような別の皮膚トラブルかを見分ける目安として、次の5つのポイントをチェックしてみましょう。
ママ&キッズ
ベビーヘアシャンプー
新生児から使える、ふわふわ泡のあたま専用シャンプー。ベタつきやニオイが気になる頭皮や髪の皮脂汚れを、弱酸性アミノ酸系洗浄料がやさしく、しっかり洗いあげます。ふわふわの泡が直接出せる泡立てなしのシャンプーだから、洗うときもスムーズ!目や口に入ってもしみにくく、泡切れの早さにもこだわったベビーシャンプーです。
ママ&キッズ
ベビー全身シャンプー
弱酸性の顔・体用ボディ用シャンプーです。モコモコの泡が汚れをすっきり落とすのに、肌のうるおいはキープ。目や口に入っても、しみにくい設計になっています。ポンプ式の泡シャンプーなので、片手でもすばやく洗えるのがうれしいポイントです
ママ&キッズ
ベビーミルキーローション
すーっと伸びて、しっとりぷるぷる。生まれたときから使える、乳状ローションタイプの顔・体用保湿乳状ローションです。ママのおなかの胎脂と羊水をイメージしてつくられたベビーミルキーローションは、乾燥した赤ちゃんの肌をやさしくうるおします。新生児の基本の1本として用意しましょう。
ママ&キッズ
ベビーミルキークリーム
カサカサ肌をしっとりうるおす顔・体用クリーム。「天然の保湿クリーム」とも呼ばれるママのおなかの胎脂から発想を得たやさしい処方で、乾燥した赤ちゃんの肌をしっかり保湿したいときにぴったり。乾燥が気になる季節や、カサつきがちな口元のケアにもおすすめです。
2-1-1.洗浄料は泡タイプが便利
沐浴をスピーディに行うためには、泡立て不要の泡タイプの洗浄剤がおすすめです。
また、ふわふわした泡を指の腹や手のひらで転がすように洗うことで、赤ちゃんの肌への刺激も抑えられます。
新生児から使えるおすすめの泡タイプ洗浄料はこちら!
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2-1-2.シンクにお風呂マットでもOK
沐浴はお風呂場にこだわらず、キッチンや洗面台にベビーバスやバスタオルを置いて行うことができます。
ベビーバスにはさまざまな大きさや形があるので、沐浴をする場所にぴったりの排水栓のついたタイプを選んでください。
2-1.沐浴(お風呂)前の準備とお湯の温度
赤ちゃんの肌着を脱がせたあとに「あれがない!」とあわてないためにも、沐浴の前に準備を整えましょう。
沐浴が終わったあと、セットしたタオルですぐに拭けるように事前準備をしておくことが理想です♪
【沐浴後のケアに必要なグッズ】
1.バスタオルを四角く半分に折り、1辺の角を真上にしてダイヤ型に置きます
2.のバスタオルの横に、赤ちゃんの着替え(肌着・衣服など)を重ねて置きます。その上にオムツを広げましょう
3.スムーズにスキンケアを行うために、バスタオルの横に保湿剤やヘアブラシを並べます
4.シャワーやベビーバスのお湯の温度は38~39℃に設定しましょう
3.新生児(赤ちゃん)の沐浴(お風呂)の10の手順と洗い方
赤ちゃんの沐浴は、基本的にはベビーバスを置いてお湯を使えるところであればどの場所でもOKです。キッチンを選ぶ場合は、シンクをきれいに清掃してから行ってください。
新陳代謝が活発で汗をかきやすく、よだれやおしりの汚れが気になる赤ちゃんを、毎日の沐浴で清潔に、すこやかな肌を保てるようにお世話しましょう。
ここからは、具体的な沐浴の手順や洗い方を10のステップで紹介します。
3-1.赤ちゃんの服を脱がせる
ゆっくりと、赤ちゃんの服を脱がせましょう。
腕や脚を強く引くと関節が抜けてしまうケースもあるので、関節を持って服の方をやさしく引っ張るようにして脱がせてください。
服を脱がせたあとは、オムツです。
汚れが外に出ないように、内側にくるくる巻きながらオムツを外します。
このときに、赤ちゃんの機嫌や体調が悪くないかどうかも再確認しましょう。
3-2.ベビーバスへそっと入れる
頭と背中、おしりを支えながら、ベビーバスに赤ちゃんをそっと入れます。赤ちゃんを温めるために、お湯をはっておく必要はありません。
このとき、耳はふさがなくても大丈夫。また、沐浴布も基本的にはいりません。
もし、お湯におどろいてビクッとする生後4ヶ月くらいまでにでやすいモロー反射が起こる場合は、沐浴布で包んであげてもいいでしょう。
3-3.頭を洗う
ベビーシャンプーで頭とおでこを洗います。
頭をぬらしたらたっぷりの泡を手に取り、頭皮とおでこにヘアシャンプーの泡をのせます。頭は指の腹でこするように洗いましょう。おでこは泡を転がすようにして擦らず洗います。
耳の裏やうしろ側、うなじ付近も忘れずに洗いましょう。
頭頂部に、大泉門と呼ばれる柔らかくペコペコした部分がありますが、強く押しこんだりしなければ怖がらずに洗ってOKです。
特にベタつきやすい大泉門付近やおでこは脂漏性湿疹になりやすい部分なので、ベビー用のヘアシャンプーできちんと洗ってあげましょう。
3-4.顔を洗う
皮脂が多い皮脂が多いおでこ以外は、ベビー全身シャンプーを使って洗います。
ガーゼを使わずに手のひらや指の腹を使って、泡を転がすようにやさしく洗うのがポイントです。
赤ちゃんの洗顔には目や口に入っても安心な製品を選ぶこともポイントですよ。
ママ&キッズのベビー全身シャンプーは、目や口に入ってしまっても心配のない成分で、皮膚アレルギーや食物アレルギーなどをテスト済み。赤ちゃんにやさしい配慮がされています。
3-5.首を洗う
首は特に汗や皮脂、衣類の繊維汚れがたまりやすい部分です。
首のシワを伸ばしながら指の腹でしっかり洗いましょう。
赤ちゃんの首はシワが多く、洗いにくい場合もあるため、しっかり指を入れて清潔にしてあげるのがポイントです。
3-6.シャワーで流す
最初は頭からシャワーで洗い流します。
水圧が強いと赤ちゃんがびっくりするので弱めの水圧で流しましょう。
続いて顔の泡もシャワーで流します。
顔に水がかかるのを心配するママやパパもいますが、寝かせたまま赤ちゃんの頭を少し持ち上げたり、おすわりの体勢にして流すと、おでこから自然にお湯が下へ流れて鼻や口に入りにくくなります。様子を見ながらサーッとシャワーで流しましょう。
洗い残しがないように、シワの奥まできちんと泡を流してあげることも大切です。
3-7.体を洗う(おなか側)
たっぷりの泡を手のひらにのせて、胸→おなか→腕→脚→足や指の順で、すーっと流れるように洗います。
わきやひじ、手首、指の間もしっかり洗うのがポイントです。
脚の付け根から足先も、腕と同じように洗いましょう。
おなか側を洗い終わったら、一旦シャワーで泡を流します。ベビーバスにお湯をためている場合は、お湯を流して新しいお湯に変えましょう。
3-8.背中からおしりを洗う
十分な量の泡を手に取り、上から下に向かって背面を洗います。
背中側を洗うときはうつ伏せにします。もし、うつ伏せにさせるのが怖い場合はおすわりの姿勢でも大丈夫です。
おすわりの姿勢で洗う場合は、赤ちゃんの肩?胸を手で支えて、腕に赤ちゃんの首をもたれさせる安定するので試してください。
おしりの丸みの部分まで洗ったら、シャワーでしっかり泡を流します。
3-9.おまた、肛門の順で洗う
沐浴の最後は、一番汚れやすいおまたや肛門付近を洗います。
おまたは前からうしろに向かって洗うことが大切です。足の付け根にも指を入れてしっかり洗いましょう。
最後に肛門を洗います。
一番汚れている部分は一番最後に洗うのがポイントです。
3-10.最後のすすぎはシャワーでしっかりと
最後に全身をもう一度、シャワーでしっかりすすぎます。
泡の洗い残しは肌トラブルの原因になる可能性があるので、首のまわりや足の付け根などのシワの奥もしっかり洗い流しましょう。
すすぎ残しのチェックが終わったら、先ほどセットしたバスタオルにくるんで水分を拭き取りましょう。
4.ママのワンオペでもスムーズに行える沐浴のコツ
忙しいママやパパが多く、どちらかがワンオペで沐浴をするケースもあるでしょう。ここではママやパパが1人でもスムーズに沐浴ができるように、6つのチェックポイントを紹介します。
【ワンオペ沐浴で失敗しないための6つのチェックポイント】
1.使用するベビーバスや洗面台は、事前に清潔にする
2.沐浴に必要なアイテムは事前に買い揃え、沐浴する場所に使う順番に並べる
3.洗浄料は、赤ちゃんの目や口に入っても大丈夫な商品を用意する 4.沐浴前に、バスタオルや着替えの肌着などをセットする
5.沐浴の手順を本記事でチェックし、迷ったときはすぐ確認できるように準備する
6.大切なのは無理をしないこと。赤ちゃんの体調や機嫌が悪いときに無理して完璧に行おうとしなくても大丈夫です
ママ&キッズのベビーヘアシャンプー・ベビー全身シャンプーは、プッシュするだけで理想的なモコモコ泡が出てくるので、 慣れない沐浴にとても便利です。目にしみにくく、なめても大丈夫な泡ぎれバツグンの洗浄料なのでワンオペお風呂にもぴったり!
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5.新生児の沐浴「よくある質問」
ここからは、赤ちゃんとママやパパが安心して沐浴を行うための、よくある質問Q&Aを紹介します。「洗うとき」「沐浴の環境とタイミング・頻度」「沐浴とお風呂上がりの注意点」に分けて紹介します。
5-1.洗うときのQ&A
Q.赤ちゃんの体は、ガーゼで洗うのがいいと聞いたけど?
A.ガーゼの摩擦は赤ちゃんの肌を刺激し、トラブルの原因になる可能性もあるといわれています。手を使って泡でやさしく洗ってあげましょう
Q.赤ちゃんの沐浴に便利なスキンケアアイテムは?
A.泡で出てくるポンプ式タイプの洗浄剤は、片手で簡単に泡を出せるのでワンオペにもおすすめです
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Q.赤ちゃんの目や口に洗浄料が入ってしまったら?
A.やさしく洗い流してあげましょう
赤ちゃんの目や口に少し入っても大丈夫な洗浄料を選ぶと、安心して沐浴を行えます
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Q.シャワーつきシンクや洗面台で沐浴してもよい?
A.基本的に、赤ちゃんの安全が確保できれば、沐浴をおこなう場所はどこでもOKです。
キッチンや洗面台を使用する場合は、きれいに掃除をしてから沐浴をしましょう
Q.赤ちゃんの肌に合う洗浄料はどんな基準で選べばいいの?
A.以下の項目をチェックしましょう
【ワンオペ沐浴で失敗しないための6つのチェックポイント】
・アレルギーテストをクリアしているか
・食物アレルギーテストをクリアしているか
・新生児・乳幼児連用テストをクリアしているか
・肌に影響を与える可能性がある、余計な成分が入っていないか
アレルギーや肌トラブルのリスクを減らすためにも、デリケートな赤ちゃんの肌に適した洗浄料を選びましょう
Q.洗うとき赤ちゃんの耳をふさいだほうがいい?
A.ふさがなくて大丈夫です
耳をふさぐと、話したときの圧で鼓膜を痛めてしまうことがあります。もし水が入っても自然に乾くので、耳介(耳の外側)をタオルで拭く程度でOKです
5-2.沐浴の環境やタイミング、頻度についてのQ&A
Q.新生児の沐浴は毎日しなくてはいけないの?
A.基本的には1日1回沐浴をして、汚れを落としてあげましょう
でも赤ちゃんやママ、パパの調子が悪いときは、無理をせずパートナーに代わってもらったり、時間帯を変えるなどの工夫をしましょう
Q.沐浴ができなかった日はどうすればいいの?
A.柔らかいタオルをお湯でしぼって、赤ちゃんの体をそっと押し拭きします。拭き終わったあとは、乳状ローションやクリームでスキンケアをしてあげましょう
Q.お風呂後のお世話をする部屋の室温は?
A.冬のお風呂場は冷えているケースも多いので、しっかり部屋を温めてから沐浴をはじめるか、暖房が効いた部屋で沐浴を行うのがおすすめです
お風呂の湯温を上げると肌の乾燥がすすむため、お風呂後のお世話をする部屋の温度を調節してください
Q.ベビーバスの湯量は?
A.ベビーバスに最初からお湯をためておく必要はありません
ベビーバスの中でシャワーを流しながら、できるだけ汚れたお湯が肌についたままにならないように注意しましょう
Q.新生児の沐浴におすすめのタイミングは?
A.できるだけ毎日決まった時間に行うことが理想ですが、パパやママの都合や、赤ちゃんのごきげんがいいときでOK
授乳の直後や空腹時、赤ちゃんの機嫌が悪いときは避けるようにしましょう
Q.新生児の沐浴はいつまで?
A.生後1ヶ月の新生児検診で、医師の許可が出れば大人と一緒のお風呂に入れます
お風呂内には雑菌が多く、抵抗力の弱い赤ちゃんにとってはトラブルの原因になるケースもありますから無理はしないことです。医師がOKするまでは、沐浴を続けましょう。新生児期以降も、沐浴スタイルでのお風呂を続けて構いません。
5-3.沐浴とお風呂上がりの注意ポイントに関するQ&A
Q.赤ちゃんの沐浴はどのくらい時間をかけていい?
A.できるだけ手短に済ませるようにしましょう
長風呂は赤ちゃんが疲れてしまうので、長湯をせずにスムーズに済ませるのがポイントです
Q.冬の沐浴で赤ちゃんに風邪を引かせないコツはある?
A.お湯の温度を上げると肌の乾燥を招くため、冬場は部屋や浴室を温めましょう
夏場はエアコンを一時的に室温をやわらげるといいですよ
Q.沐浴の途中で赤ちゃんが泣き出したら?
A.急にお湯がかかっておどろいた場合は、沐浴布に包んであげましょう
新生児特有のモロー反射をやわらげてあげることができます。お湯をかけるときはやさしくゆっくり少しずつがコツです。「お風呂は気持ちいいね?♪」「きれいにしようね?♪」と声がけをすると安心感につながります
Q.沐浴のあと、体を拭いてそのまま服を着せてもOK?
A.体を拭いたあとは、必ず全身のスキンケアを行いましょう。
お風呂のあとは急激に肌が乾燥するので、できるだけ早く全身を保湿してあげるとよいですね
6.赤ちゃんともっとお風呂の時間を楽しむための「まとめ」
生まれたての赤ちゃんは、抵抗力が弱く肌もデリケートなため、1ヶ月検診で医師の許可が出るまでは、ベビーバスなどで沐浴を行うということでしたね。最後に大切なポイントをおさらいしましょう。
沐浴中に「あれが足りない!」とあわてないためにも、沐浴アイテムは出産前に準備を整えておきましょう。
沐浴の準備は、大きく分けて「出産前の準備」と「沐浴前」の準備があります。
・出産前に沐浴に必要なグッズを揃える
・出産後に沐浴をするときは、沐浴の準備、お風呂上がりの準備(タオルや着替えなど)を事前にする
沐浴をスムーズに行うポイントは、赤ちゃんの肌をやさしく、かつ、スピーディに洗えるポンプタイプの泡のヘアシャンプーや全身用シャンプーを使うことです。
ママ&キッズの泡シャンプーは、目に入ってもしみにくく、デリケートな新生児の肌にもぴったりです。
沐浴の手順もおさらいしましょう。
1.赤ちゃんの服を脱がせる
2.ベビーバスへそっと入れる
3.頭を洗う
4.顔を洗う
5.首を洗う
6.シャワーで流す
7.体を洗う(おなか側)
8.背中からおしりを洗う
9.おまた、肛門の順で洗う
10.最後のすすぎはシャワーでしっかりと
ワンオペの沐浴でもあわてないために、以下のポイントもチェックしておきましょう。
・沐浴に必要なアイテムは事前に買い揃え、沐浴前は使う順番に並べる
・使用するベビーバスや洗面台は、事前に掃除しておく
・洗浄剤は赤ちゃんの目や口に入って心配のない各種テスト済みの商品を用意する
・沐浴をはじめる前に、お風呂上がりに必要なバスタオルや着替えの肌着などをセットする
・沐浴の手順を本記事でチェックし、迷ったときにはすぐ確認できるように準備
・赤ちゃんの体調や機嫌が悪いときや、ママやパパの体調が優れないときは沐浴を中止する
赤ちゃんの肌は非常にうすく、わずかな刺激がトラブルの原因になるケースもあります。
体を洗うときはガーゼを使用せず、たっぷりの泡を手のひらや指の腹でなでるようにやさしく洗ってあげましょう。また、赤ちゃんが風邪を引かないように、部屋の温度の確認もお忘れなく。
沐浴中に赤ちゃんが泣き出した場合は、やさしく声かけをしたり沐浴布で包んで安心させてあげます。少しずつお湯をかけるのもおすすめですよ。
赤ちゃんの沐浴の目的は、体を清潔にし、肌をすこやかに保つこと。
それと同時に親子のスキンシップの時間でもあります。
新生児の時期だけの沐浴を、赤ちゃんと一緒にぜひ楽しんでください♪