ベビー(赤ちゃん)
2023.05.25
【本当に必要なアイテムはどれ?】冬生まれの赤ちゃんに最低限必要な出産準備リスト
「冬生まれの新生児のお世話に必要なアイテムは?最適なベビー服は?」と不安に思うお母さんは多いはず。この記事では、冬生まれの赤ちゃんのお世話のポイントや最低限必要なベビー用品などをご紹介します。ぜひこの記事を参考にし、赤ちゃんを迎える準備を進めてくださいね。
「新生児のお世話に必要なアイテムがわからない」「冬生まれの子に最適なベビー服は?」と赤ちゃんを迎えるにあたって、不安に思うお母さんは多いはず。ベビー用品はいくつ必要なのか、おすすめのアイテムはどれか、いつからを目安に使えば良いのかなど、わからないことばかりですよね。
この記事では、冬生まれの赤ちゃんのお世話のポイントや最低限必要なベビー用品などをご紹介します。ぜひこの記事を参考にし、赤ちゃんを迎える準備を進めてくださいね。
赤ちゃんの特徴は?冬生まれの赤ちゃんのために気をつけたいポイント
まずは、冬生まれの赤ちゃんが毎日をすこやかに過ごすために注意したい点を見ていきましょう。
肌の乾燥に気をつけて
赤ちゃんの肌は、モチモチしていて柔らかい、というイメージを持っている人は多いでしょう。しかし、実際の赤ちゃんの肌は非常に乾燥していてデリケート。特に冬は空気が乾燥しているため、肌のカサつきが目立ちやすくなります。肌トラブルを防ぐためにも、保湿ケアを徹底することが重要です。
冬生まれだけでなく、生後2~4ヶ月で冬を迎える赤ちゃんも、同様にスキンケアを徹底し肌の乾燥を防ぎましょう。
肌着の着せすぎに注意して
赤ちゃんの肌は、乾燥しやすい一方で汗っかき。服をたくさん着せすぎると汗が出て、肌トラブルにつながる場合があります。赤ちゃんは体温が高いので、着せる服は基本的に大人より1枚薄めを目安にしましょう。
肌着は気温や室温に合わせてすぐに脱ぎ着できるよう、着脱しやすいものを選ぶのがおすすめです。汚れたり汗をかいたりして、1日2回は着替える必要があります。
ちなみに、赤ちゃんは眠いときや熱がある時以外は手足が冷たいのが正常。それ以外で暖かくなっていたら着せすぎのサインです。冬は室内と室外の気温差が大きいので、赤ちゃんが寒がったり暑がったりしていないか、こまめにチェックしてあげましょう。
布の素材は吸湿性があるものがおすすめ
赤ちゃんは汗をよくかくので、素材は通気性・肌あたりが良いものを選びましょう。肌着には、通気性や吸水性に優れた綿100%のものを選ぶのが基本です。
反対に、モコモコしているものや、肌触りの悪いものは避けましょう。ニットはからだが暖まりすぎてしまうことがあるので注意が必要です。
冬生まれの最低限必要なアイテム
ここからは、冬生まれの赤ちゃんに最低限必要なベビー用品を紹介します。各アイテムの概要や、必要な枚数の目安も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
【衣服】短肌着・長肌着・コンビ肌着
短肌着とは、お腹から腰あたりまで丈がある肌着のこと。内側と外側に付いている紐やスナップで留めるように作られているのが特徴です。生後間もない頃から使用でき、さまざまな肌着と合わせて使えます。短肌着をベースに重ね着をするため、5~6枚と多めに用意しておきましょう。
長肌着とは、足の動きが少ない新生児向けの肌着。足が隠れるくらいの丈でスカート型になっているため、おむつ替えもしやすいのが特徴です。暑い時期には1枚だけで使うこともできますが、寒い時期は短肌着のうえに重ねて着せます。長肌着は3~4枚用意しておくと便利ですよ。
コンビ肌着とは、股が分かれており、裾の内側をボタンで留めるとズボンのようになるタイプの肌着。コンビ肌着のみでも使用できますが、短肌着と併せて重ね着することもあります。コンビ肌着は3~4枚用意するのがおすすめです。
【衣服】ロンパース
ロンパースとは、股がスナップ留めしてありお腹が出ないつなぎタイプの肌着のこと。コンビ肌着とは異なり前開きではなく、からだにフィットするのが特徴です。短肌着などと組み合わせて着用するため、2~3枚用意しましょう。
ただし、足先まで覆えるタイプのロンパースは避けるのがおすすめ。赤ちゃんは手や足で体温を調整しているため、足まで覆われているロンパースを着せると、体温調節が難しくなってしまいます。
【衣服】防寒着
防寒着は1枚用意しましょう。 室内は肌着を重ねて体温を調節しますが、ベビーカーに乗せたり、検診やお宮参りなどで外出したりするときに防寒着があると便利です。抱っこしたまま、サッとはおれるマントやケープのようなタイプのものが便利です。
防寒着を選ぶ際は、素材にもこだわりましょう。チクチク、ごわごわ、モコモコした素材は避け、肌にやさしい素材で、脱ぎ着しやすいものがベストです。
おくるみ
おくるみとは、赤ちゃんを包み込む大判の布のことです。退院時や授乳時に巻いてあげたり、お出かけの際に寒さを防いだり、日差しをカットしたりとさまざまな用途に使えます。1~2枚用意することをおすすめしますが、ブランケットや大きなバスタオルなどでも代用可能です。
なお、おくるみも肌に直接あたるアイテムの1つなので、肌触りの良いものを選びましょう。限られた期間しか使わないのでお下がりを活用する方も多いですが、お下がりを使うときは、繰り返しの洗濯によりゴワゴワしていないかチェックしておきましょう。
【スキンケア】保湿剤
ベビー用のミルクローション(乳液)とベビークリームも必須アイテム。赤ちゃんはもともと肌がカサつきやすいうえ、特に冬は空気が乾燥しがちです。冬はこまめに保湿することを心がけましょう。
保湿をするタイミングは1日に2~3回程度、お風呂あがりやお着替えの時間などがおすすめです。全身にベビーローションをぬった後、特に乾燥する所はベビークリームを重ねて保湿してあげましょう。肌をこすらないよう、やさしくぬることを心がけてくださいね。
ママ&キッズのベビーミルキーローションは、新生児から使える保湿液。セラミドや8種類のうるおいアミノ酸が赤ちゃんの肌をやさしくうるおし、バリア機能をサポートします。しっとりしながらもべたつかず、毎日の保湿ケアにぴったりですよ。
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【スキンケア】顔&からだ用シャンプー・ヘアシャンプー
顔&体用シャンプーとヘアシャンプーをそれぞれ用意しましょう。顔や体は乾燥しやすい一方、頭は脂が多く出るため、肌の状態が異なります。
赤ちゃんの肌を清潔に保つには、汚れをしっかり落とすことが大切。汗や汚れを落とすことで、あせもや、肌荒れの予防に繋がります。
ママ&キッズ ベビー全身シャンプーは、顔と体用の泡洗顔料。キメ細かい泡が赤ちゃんのデリケートな肌をやさしく洗い上げます。赤ちゃんの肌に必要な成分だけを使用した低刺激処方で、万が一泡が目や口に入ってしまっても大丈夫。新米ママ・パパでも安心です。
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頭の汚れにはママ&キッズ ベビーヘアシャンプーを。モコモコの泡がべたつきやすい赤ちゃんの頭皮の汚れはしっかりオフ。からまりやすい髪の毛はしっとり洗い上げます。もちろん、目や口に入っても大丈夫ですよ。
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【衛生用品】おむつ
新生児用のおむつは1パック用意しましょう。赤ちゃんによっては、新生児用おむつがすぐ入らなくなることもあるので、とりあえず1パックでOKです。
1日に使用する枚数の目安は7~10枚ほど。新生児は、1日に10回以上うんちやおしっこをします。毎回こまめにおむつを交換して、おむつかぶれを防ぎましょう。
【衛生用品】おしり拭き
おしり拭きは5~6個は用意しておきましょう。おしり拭きは、おむつ替えの際におしりを拭くのに使います。思っている以上に消費するので、多めに用意しておくと安心です。
おしり拭きは肌触りがよく、余計な成分が入っていないものを選びましょう。特にアルコール成分は赤ちゃんの肌に負担になるので、避けた方が無難です。
【衛生用品】哺乳瓶用洗剤や消毒グッズなど
赤ちゃん用の食器用洗剤、洗濯洗剤、消毒グッズなどもそれぞれ1つ用意しましょう。
赤ちゃんが使う哺乳瓶などは消毒せずにいると、雑菌が赤ちゃんに移行し、感染症を引き起こす可能性があります。赤ちゃんの健康のためにも、消毒は徹底しましょう。
また、赤ちゃん用の食器用洗剤の中には、誤って口に入っても問題がない、食品に使用される成分で作られている商品もあります。生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が弱いため、通常の台所洗剤は避け、できれば赤ちゃん用の食器用洗剤を使いましょう。
【衛生用品】鼻水吸い取り器
鼻水吸い取り器は1個用意しておきましょう。赤ちゃんの鼻は未発達のため、詰まりやすく鼻水が頻繁に出ます。鼻水吸い取り器は月齢に関わらず使うため、早めに用意しておきましょう。
【衛生用品】綿棒
赤ちゃん用の綿棒は1箱用意しましょう。赤ちゃん用綿棒は、通常の綿棒よりも、軸が細いのが特徴です。赤ちゃんのおへその掃除などに使います。ただし、耳をお手入れする際は耳の周りだけにして、耳の中には入れないようにしましょう。
【衛生用品】爪切り
赤ちゃん用爪切りは1個用意しましょう。赤ちゃんによっては、生まれたときから爪が長い子もいます。先端が丸い「はさみタイプ」の爪切りなら、赤ちゃんの爪を確認しながら少しずつ切れて扱いやすいですよ。
【衛生用品】体温計
赤ちゃん用の体温計を1個用意しましょう。赤ちゃんは1日1回体温を測り健康管理をするのが基本。おでこや耳で計測するタイプの体温計なら、短時間で計測できるので便利です。また、体温測定は予防接種の前に必要となるので、最低限1つは持っておきましょう。
【衛生用品】哺乳瓶用ブラシ
哺乳瓶を洗うブラシは1~2個用意しましょう。哺乳瓶用ブラシなら、普通のスポンジでは届きにくい細かい所もきれいに洗えます。なお、哺乳瓶の素材によって適したブラシの素材が異なります。ガラス製の哺乳瓶ならナイロンブラシ、プラスチック・ポリ製の哺乳瓶ならスポンジブラシを選びましょう。
【衛生用品】ベビーバス、またはお風呂用ベビーマット
ベビーバスとは赤ちゃん用の小さな浴槽のこと。新生児期の生後1ヶ月までは大人と別々で入浴するため、赤ちゃん用の浴槽を1つ持っておくと便利です。ベビーバスには、折りたためるもの、空気で膨らむものとさまざまなタイプがあるので、浴室やシンクなど、沐浴をするスペースの広さにあわせて選びましょう。
【ベビーグッズ】粉ミルク
粉ミルクは1缶用意しましょう。母乳で育てたい方も、母乳の出方は赤ちゃんを産んでからでないとわからないので、最低限1缶は準備しておくのがおすすめです。ただし、粉ミルクの賞味期限は、開封後1ヶ月と短いので、まずは小さいものを買っておくのが良いでしょう。
【ベビーグッズ】哺乳瓶
哺乳瓶は1~2個用意しましょう。2つ買う場合は、サイズが違うものを選ぶと便利です。哺乳瓶のサイズには新生児向け(120~150ml)と生後2ヶ月ほどの赤ちゃん向け(200~240ml)などがあります。
はじめから大きい哺乳瓶を買っても問題ありませんが、小さいほうが腕が疲れにくいといったメリットもあります。
【ベビーグッズ】チャイルドシート・ベビーカー
チャイルドシートやベビーカーは1つずつ用意しましょう。出産後に家まで車を使って移動する場合、チャイルドシートはすぐに必要になります。
一方でベビーカーは生まれてすぐに必要なものではありません。ベビーカーを使うのは、生後1ヶ月が経ってから。最初の数ヶ月はスリングや抱っこひもでお出かけできるので、産後落ち着いてから検討しても大丈夫ですよ。
【寝具】ベビー布団・枕
赤ちゃん用の布団セットは1つ用意しましょう。赤ちゃん用の布団は、大人用と比較すると少し固めにできています。大人用の柔らかい布団では、赤ちゃんの体が沈み込み、成長に悪影響が出る可能性があるためです。
ほとんどの場合、敷布団・掛け布団・枕とセットで売られています。個別で購入しても問題ありませんが、セットならば必要最低限のものをお手軽に揃えられるので便利ですよ。
【寝具】ブランケット
ブランケットは1枚用意しましょう。素材は綿素材など手触りが良く、通年使える吸水性に優れたものを選ぶのがおすすめです。
前述のとおり、おくるみと併用するのもアリ。ブランケット兼おくるみとして使う場合は、計2~3枚あると安心です。
【寝具】毛布
毛布は1枚用意しましょう。毛布は布団やブランケットだけでは寒いときに使います。またベビーカーでの移動や、車の中での防寒アイテムとしても重宝するので、1枚あると便利でしょう。こちらも肌あたりがやさしく年中使える綿素材のものがおすすめです。
【あると便利なアイテム①】加湿器
冬は空気が乾燥しやすいため、喉などを傷めがちですよね。赤ちゃんはもちろん、ママパパの風邪予防のためにも、加湿器は取り入れたいアイテム。ちなみに赤ちゃんが過ごす部屋は、室温23℃、湿度50%が目安です。室温計・湿度計をこまめにチェックし、過ごしやすい環境を整えてあげましょう。
ストーブなどの暖房器具をお部屋に設置している場合は、設置場所にも気をつけましょう。赤ちゃんの行動を考え、暖房器具は離れた場所に設置する必要があります。
【あると便利なアイテム②】ベビースキンフレッシュナー
ママ&キッズ ベビースキンフレッシュナーとは、赤ちゃんのための拭き取り用ミスト。おしりを拭く際に便利なアイテムです。赤ちゃんのおしりは、おむつで蒸れたりおしり拭きの摩擦で赤くなったりと肌荒れを引き起こしやすい状態。新生児期のうんちはねっとりしているので、きれいに拭こうと何度も擦ると、すぐに肌荒れを起こしてしまいます。
ベビースキンフレッシュナーを吹きかけてからおしり拭きを使うことで、かぶれを防ぎながら汚れやニオイをオフできます。ひと吹きするだけでうんち汚れを拭き取りやすくなるので、摩擦による肌の負担も軽減してくれますよ。
▶ママ&キッズ ベビースキンフレッシュナー
使わなくても乗り切れるアイテム
ここからは、冬生まれの赤ちゃんのお世話をするうえで、必ずしも必要でないアイテムを紹介します。もし必要であれば、赤ちゃんの状況を見ながら、上手に活用しましょう。
暖めすぎに注意!パーツ別防寒具はなくてOK
以下のような防寒具は、必ずしも用意する必要はありません。
・手袋
・防寒着
・帽子
・レッグウォーマー
・腹巻き
新生児期は基本的に外出しないので、必要になるケースは少ないでしょう。また、生後間もない間は、赤ちゃんをブランケットにくるんで抱っこしたほうが出かけやすい場合もあります。
なお、腹巻きやレッグウォーマーはからだを暖めすぎてしまうため、体温調節の妨げになる場合があります。防寒具は基本的に使用せず、赤ちゃんが寒そうな場合は肌着を重ねたり室温を調節したりして様子をみましょう。
ベビーベッドは部屋の大きさに合わせて検討を
ベビーベッドの必要性は、家庭の状況によって変わります。ペットや年の近い兄弟がいる場合はベビーベッドがあると便利ですが、部屋が狭い場合はベビーベッドを置かないほうが生活しやすいケースもあります。
最近はベッドを用意しない家庭や、レンタルで済ます家庭も増えています。ベビーベッドの購入は、部屋の広さや使い勝手、赤ちゃんの安全性を考慮したうえで検討しましょう。
準備はいつまでに?服装の目安は?気になるQ&A
Q.いつまでに準備すればいいの?
安定期に入る1ヶ月前には揃えよう
赤ちゃんのお世話に必要なアイテムは、安定期に入る1ヶ月前までに揃えておきましょう。前もって一通り揃えても結局使わなかった…というケースも考えられるので、最初は必要最低限のベビー用品だけでOK。おしり拭きなどの消耗品は少し多めに、哺乳瓶などの授乳用品は、産後の赤ちゃんの状態を見て買い足すのがおすすめです。
Q.服装の目安はある?
A.室内なら長袖1枚、20℃以下なら肌着を重ね着して調節を
赤ちゃんは体温調節が苦手なので、気温に合わせた服装を選んであげることが大切。25℃以上なら半袖1枚肌着なし、20~24℃なら長袖1枚、20℃以下なら肌着+長袖1枚を目安に着せてあげましょう。
なお、赤ちゃんがいる室内の温度は23℃前後が推奨されているため、基本の服装は長袖1枚で十分。室内室外の温度差が激しい冬は、脱ぎ着しやすい「打ち合わせ式」の肌着を選ぶと、服装の調整がスムーズです。
Q.赤ちゃんが暑がっているか判断するポイントは?
A.背中に手を入れて汗をかいているかチェックして
赤ちゃんは、手足が冷たい状態が正常です。手足の温度で確認したり、服の中に手を入れたりして確認しましょう。
服の中に手を入れて、背中が汗ばんでいたら暑がっているサインです。厚着をさせていなくても、室温が上がり赤ちゃんが暑がっている場合もあるので、こまめにチェックしてあげてくださいね。
適切な体温調節をしてあげよう
この記事では、冬生まれの赤ちゃんには何が必要なのか、お世話をするために最低限必要なアイテムなどを紹介しました。ぜひこの記事を参考に、赤ちゃんを迎える準備を進めてくださいね。