ベビー(赤ちゃん)
2015.06.30
教えて山本先生!夏の赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ室温管理のポイントって?
ベビーお役立ちコラム【教えて山本先生!夏の赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ室温管理のポイントって?】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
教えて山本先生!夏の赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ室温管理のポイントって?
どんどん暑くなるこの時期。気をつけたいのが、赤ちゃんの汗による肌トラブルです。今回は小児皮膚科のパイオニア 愛育クリニックの山本一哉先生に、赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ、お部屋の温度管理のポイントをお聞きしました!
赤ちゃんは大人よりも暑い!?
大人はすらーっと伸びた手足から、体の熱を放出します。でも、赤ちゃんは4頭身。大人のようには体温をうまく放出できません。また、オムツは湯たんぽ1個分くらい熱がこもってしまうのが特徴。赤ちゃんはとても暑い状態です。余計な汗をかかせて肌トラブルを起こす前に、この時期からエアコンで室温を調整してあげましょう。
赤ちゃんにとって理想的な室温は「23℃」くらいです
「赤ちゃんのために、もうエアコンを入れています!」という方も多いはず。でも、設定温度はちゃんと赤ちゃんに合わせてあげていますか?暑がりな赤ちゃんにとって、理想の室温は「23℃」。エアコンは23℃に設定してあげましょう。
「寒い」と感じるママは、衣服で調節を
23℃は、だいたい5月の気温くらい。ママによっては、少々肌寒く感じるかもしれません。そんな時は、3月~4月くらいに来ていたちょっと厚手の服やストールを身に着けて調整を。ママにとってはちょっと寒くても、赤ちゃんにとってはとても過ごしやすい温度です。大人が自分の衣服の枚数や種類を調整して、赤ちゃんに合わせてあげましょう。
「お休みタイマー」は使わないのがGOOD!
汗は、10分放置するとあせもになることもあると言われています。夜寝ている間にエアコンがタイマーで切れてしまうと、翌朝起きたときには肌トラブルを起こしていることも。赤ちゃんのいる寝室は、お休みタイマーを使わず1日エアコンをつけておいてあげましょう。
梅雨が明けて本格的な夏が来る前に、ぜひ覚えておいてくださいね。