ベビー(赤ちゃん)
2017.07.05
かぶれだけじゃない!?知っておきたい赤ちゃんのおしりトラブル対処法
ベビーお役立ちコラム【かぶれだけじゃない!?知っておきたい赤ちゃんのおしりトラブル対処法】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
かぶれだけじゃない!?知っておきたい赤ちゃんのおしりトラブル対処法
赤ちゃんの肌は未熟でデリケートなのに、おむつの中は排せつ物や湿気などの刺激がいっぱい!おむつかぶれを起こしてしまうことも少なくありません。でも、おしりのトラブルには、もうひとつ「皮膚カンジダ症」というのもあります。実は、この2つは治療の仕方が全く別!間違った方法でケアして悪化させる前に、おしりトラブルになったときの対処法を知っておきましょう。
まずは2大おしりトラブルを知っておきましょう
おむつかぶれ
塗れてふやけた肌にうんちやおしっこが触れると、アンモニアやうんちの中の消化酵素などが肌を刺激し炎症に。これがおむつかぶれです。下痢のときや、濡れたおむつを長時間変えないでいると起こりやすくなります。
皮膚カンジダ症
「カンジダ菌」というカビ(真菌)による感染症です。カンジダ菌は人の体にもともと存在する常在菌ですが、おむつで湿気の多いおしりや、こすれやすい部分などでトラブルが起きることがあります。
自己判断での治療は悪化の原因になることも!
おむつかぶれと皮膚カンジダ症は、上記のとおり原因が異なります。そのため、当然治療の方法も別。両方清潔と保湿が大切なのは確かですが、おむつかぶれは、ステロイド軟こうなど肌の炎症を抑える薬が処方されることが多いです。一方、皮膚カンジダ症はカビ(真菌)が原因のため、病院では菌に対するお薬(抗真菌剤)が処方されることが多いでしょう。
実は、皮膚カンジダ症の場合、おむつかぶれだと思ってステロイドを使ってしまうと症状が悪化してしまいます!おむつかぶれと皮膚カンジダ症は、素人目では区別がつきません。おしりトラブルがひどい場合は、きちんと病院を受診しましょう。自己判断は危険です。
おしりトラブルを悪化させない新習慣はコレ!
おむつかぶれや皮膚カンジダ症は、赤ちゃんに多い肌トラブルです。ですが、皮膚科や小児科の受診が必要なほどひどくならないようにするためには、日頃のケアが大切です。次の点に気を配りながら、トラブルを予防しましょう。
お風呂上がりはやさしくおさえ拭きを
水分を肌に残さないように拭きます。肌触りのいいタオルで押さえるように、こすらずやさしく拭きましょう。おまたのしわや関節のくびれも忘れずに拭きます。
おむつ替えも肌の刺激にならないように気をつけて!
ゴシゴシこすらないように気をつけながら、うんちやおしっこ残りがないように拭きます。こびりついているときは、おしり拭き取りミストを使うのも◎。下痢の時は座浴がおすすめです。
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きれいにしたら、保湿も忘れずに
肌をきれいにするときは、汚れと同時にうるおいも奪われます。うるおい不足の肌は刺激の影響を受けやすく、肌トラブルの起きやすい状態。きれいにしたら保湿までをワンセットに、必ず保湿ケアをするようにしましょう。
トラブル予防に効果的!「おしりミスト」の新習慣
おしりトラブル対策におすすめなのが、おしりミスト。おしりのミストって初めて聞いたママも多いのでは?でも、実はこれがトラブル予防にとても効果的なのです!
使い方もとても簡単!オムツ替え時におしりにスプレーするだけ(うんちの時は取り除いてから)です。スプレーしたおしりを軽くふき取るだけで、洗い流したようにキレイに汚れを落とすことができます。おすすめは「ママ&キッズ スキンフレッシュナー」。うるおい成分たっぷりのミストが、うんちやおしっこなどの汚れをこすらず落とします。
毎日何十回と行うおむつ替え。水分を含んだウェットティッシュでも、こびりつくうんちを落とそうと何度もこすると、肌のダメージとなりトラブルの原因となってしまいます。毎日繰り返されるお世話だからこそ、肌に負担をかけたくないですよね。おしりミストの習慣はまだまだ世に知られていませんが、1本あるととても重宝します。汗やよだれのふき取りにもおすすめです◎
おわりに
今回は、赤ちゃんのおしりトラブルがひどくなってしまった場合の対処法についてお伝えしました。おしりの2大トラブル「おむつかぶれ」と「皮膚カンジダ症」は、見た目は似ていても治療法が異なります。自己判断せず、病院を受診しましょう。
赤ちゃんの皮膚は非常にデリケートなので、どうしてもトラブルを起こしてしまいがち。普段から清潔と保湿に注意して、肌トラブルを防いであげましょう。