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ベビー(赤ちゃん)

2017.09.05

目指せイクメン!初めて親になったパパの「育児参加のコツ」

目指せイクメン!初めて親になったパパの「育児参加のコツ」

ベビーお役立ちコラム【目指せイクメン!初めて親になったパパの「育児参加のコツ」】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

お子さまの誕生を機に、一気に親の自覚が目覚めたパパ。「俺もイクメンになるぞ!」と色々やっているのに、なんだかママはイライラ…なんてことはありませんか?実は、良かれと思ってやっていることがちょっとズレているのかも!?今回は新米パパにぜひ読んでほしい、育児参加のコツについてご紹介します。

やみくもに育児を手伝うのは、「イクメン」とは言わない!?

イクメンとは、「育児をする男性(メンズ)」のこと。 パパが積極的にイクメンを目指すのは、大変すばらしいことです。ただ、ここで一つ覚えておきたいのは、ほとんどの家庭の場合、育児休業を(多く)取ってメインで育児をするのはママだということ。育児の負担はママの方が大きいのが通常です。

そこを理解しないまま「俺は育児をちゃんとやっている」なんて思っていると、ママは、「こっちの負担も知らないで!」「ちょっと手伝ったくらいでいい気になって!」と、かえってイライラ…。育児の負担の原因になってしまいます。

ちょっと考えを改めて、イクメンは「育児をするママをサポートする男性(メンズ)」と思ってみましょう。それだけで、パパもママもイライラすることなく協力して育児ができるものです。産後のママの心情などを考慮した、次のイクメンポイントを参考にしてみてくださいね。

パパの「ありがとう」が何より嬉しいかも!

毎日仕事を頑張ってその上育児もしてくれようとするパパに、ママは心の中ではとても感謝しています。それなのにパパにイライラしてしまうのは、自分の頑張りが評価されないことが悲しいのかもしれません。

睡眠も、食事も、外出も、何一つ自分の思い通りにいかない育児生活。育児には休日もないし、仕事でお給料をもらうように頑張りを評価してくれる人もいません。パパはちょっと手伝えば「イクメン~」と褒められるのに、毎日休みなく育児をしているママは褒められることもありません。

イクメンの第一歩として、まずはママに感謝の言葉をかけてみましょう。おむつ替えよりミルクより、パパの「ありがとう」が一番嬉しいかもしれません。自分の頑張りをしっかり見てくれるパパには、「毎日仕事も大変なのに、ありがとう」と、ママも素直に感謝することができるはずです。

「何をしてほしいか」をママに率直に聞くことが一番です

まずは感謝の気持ちを伝えたら、次は実践編!
やみくもに手伝ってみる前に、「ママは何をしてもらえると楽になる?」と聞いてみましょう。パパが思いつかないようなちょっとしたことが、案外ママの負担を軽くするかもしれませんよ。

【ママがパパにしてほしいことの例:ナチュラルサイエンススタッフアンケートより】

・土日のどっちかだけでいいから、週に1回朝寝坊させてほしい!
・ゆっくり料理がしたいから、ごはんづくりの1時間は子どもと遊んでほしい
・半日でいいからママの休日がほしい。子どもの泣き声を聞かない時間がほしい
・ミルクをあげるのは好きだから、そのほかの育児を手伝ってほしい
・スーパーや薬局の買い物が意外と息抜き!その間は子どもを見ていてほしい
・義母に「今ママは電話もメールの返信も大変」と一言伝えてほしい
・トイレやお風呂の掃除をしてほしい

ママの話相手になることも、パパの大事な育児のひとつ

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上にアンケートの一例を載せましたが、「ママはパパに何をしてほしい?」と聞くと、意外と多いのが「何もしなくていいから話を聞いてほしい」という意見。

子どもが小さいうちは外出も短時間しかできず、意思の疎通もできない子と二人きり。毎日大変だけど代わり映えがしない日が続いて、パパが帰ってくるのが持ちどおしくてしょうがない。でも帰ってきても、育児の愚痴しか出てこない自分に自己嫌悪…。そんなママは、どんどん精神的に落ち込んでしまいます。

パパも仕事でお疲れかもしれませんが、ママと意識して会話するようにしてみましょう。「毎日同じでもいいから、今日の○○ちゃんの様子を聞かせて」、「結婚前にデートで行ったあそこ、○○が何歳くらいになったら3人で行けるかな~?」、「昨日こんな夢を見たよ」など、何でもいいので話のきっかけづくりをしてあげてみてくださいね。

細かいことは大目に見るのも、大事な育児サポートです

ママのずぼらを受け入れるのも大切な育児サポートの一つです。初めての育児に精いっぱいのママは、なかなか家事までしっかりできません。でも、きちんとこなせない罪悪感もあるので、パパが良かれと思って掃除をしているのを見ると、自分が責められている気分になることも…。

育児中は、ちょっと部屋が散らかったり、お洗濯が次の日になってしまっても、大目に見ましょう。何も言わず手も出さないのも、立派なイクメンの仕事です。どうしても気になったときは、「今までママが家事を頑張っていてくれたことに、改めて気づいたよ。掃除くらいなら俺にもできるから手伝うね!」と声をかけて、家事を分担するようにしてみてください。

おわりに

今回は、パパの育児サポートのコツをお伝えしました。育児に積極的に関わる立派なパパ、そのやさしさがうまくママに伝わるようにぜひ参考にしてみてくださいね。

ママは、出産という人生最大のイベント後に一息つく暇もなく、ホルモンバランスが激変する体で頑張っています。まずは赤ちゃんを毎日無事に育ててくれている感謝をきちんと口にしてみましょう。ママがパパと協力して毎日ニコニコ笑顔でいられることが、お子さまにとって何よりのプラスになるはずです。

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