ベビー(赤ちゃん)
2021.02.09
赤ちゃんの頭皮の「乾燥」「フケ」「ニオイ」「ブツブツ」・・すこやか頭皮を育てるコツ
ベビーお役立ちコラム【赤ちゃんの頭皮の「乾燥」「フケ」「ニオイ」「ブツブツ」・・すこやか頭皮を育てるコツ】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
赤ちゃんは実は、「頭皮」もトラブルがとても多いってご存知ですか? そんな赤ちゃんの頭皮トラブルを防ぐコツは正しいシャンプー方法。トラブルが出てから慌てないために、赤ちゃんの頭皮トラブルの原因と対策についてご紹介します。
赤ちゃんの頭のニオイ、気になっていませんか?
赤ちゃんでも頭皮にある皮脂腺は、体の10倍にもなり、頭皮の皮脂分泌が盛んで、ベタつきがち。脂っぽいにおいも、落とし切れていない皮脂が原因。
季節を問わず、毎日1回、しっかり頭の汚れを落としてあげると、頭皮のにおいは気になりにくくなります。赤ちゃんの「頭皮」はとてもデリケートです。トラブルも多く、「ベタつき」や「におい」のほかに、「黄色いフケ」「かゆみ」「カサつき」などの症状が起こる事もあります。毎日正しい頭皮ケアをおこなうことが大切です。
赤ちゃんの頭皮のフケ・カサつきは脂漏性湿疹? それとも乾燥?
赤ちゃんの頭皮トラブルで多いのが、「かさぶた、またはフケのようなものがある」、「皮膚がはがれたようなカサつきがある」というもの。多くの場合、これらは頭皮の皮脂をきちんと落とし切れていないために起こるトラブルだと考えられます。
肌が未熟で乾燥している赤ちゃんも、頭皮やTゾーンだけは皮脂分泌がさかん。きちんと脂汚れを落としきれていないと、それがかさぶたのようになってこびりついてしまうのです。
ただし、中には頭皮の乾燥によってフケのような皮むけを起こしている場合も。次のチェック表で、お子さまのフケ・カサつきの状態をチェックしてみましょう。
皮脂が原因の場合に多い症状
□ 黄色い固まりがこびりついている
□ 髪の毛がベタついているように感じる
□ おでこや鼻にも同じような症状がある
□ 頭皮がにおう(脂っぽいにおい)
□ 新生児期に症状が出ている
乾燥が原因の場合に多い症状
□ 白っぽいフケのようなものができている
□ パラパラと粉のように落ちることが多い
□ 脂っぽいにおいはしない
□ 髪の毛にベタつきなどは感じない
□ 頭皮全体がカサついている
□ 秋~冬に症状が出ている
※あくまで目安です。すべての症状が当てはまるわけではありません
皮脂が原因の場合、放っておくと「乳児脂漏性湿疹」になることも!
赤ちゃんの頭皮トラブルの原因が皮脂の場合、放っておくと「乳児脂漏性湿疹」と呼ばれるトラブルを引き起こしてしまうことがあります。悪化しないうちに、毎日の正しいシャンプーで皮脂汚れをキレイに落とすことが大切です。
頭皮トラブルを防ぐ!正しいシャンプー方法
①ベビー用ヘア専用シャンプーを使いましょう
ボディソープだと、頭皮の皮脂を落とし切れないことがあります。顔・体用よりも洗浄力の高い、頭皮専用のベビーヘアシャンプーを使いましょう。
おすすめは「ママ&キッズ ベビーヘアシャンプー」
頭皮がベタつきがちな赤ちゃんにオススメのヘアシャンプーです。目にしみにくい弱酸性。泡で出てきて、ヌルつかず、泡切れもスッキリだから素早く洗えます。
4歳~10歳(思春期前)のキッズのクサクサ頭皮に
ベビーもキッズも大人もカッサカサの頭皮やパサつく髪に
②しっかりと泡立てて指の腹でゴシゴシ洗う
大人が美容室でシャンプーしてもらうのと同じように、指の腹を使ってしっかりと洗いましょう。頭頂部のペコペコした部分(大泉門)もこわがらずに洗います。
③シャワーでキレイにすすぐ
シャワーでキレイに流してください。水流が弱めのシャワーで、頭頂部からサーッとかけるようにしてください。
*赤ちゃんの耳を指でふさぐ必要はありません。
④冬も毎日頭を洗いましょう
冬は汗をあまりかかないからと言って、毎日頭をしっかり洗わないと、頭皮トラブルの原因になります。冬も保湿効果の高いヘアシャンプーを使って毎日洗髪しましょう。
乾燥頭皮の赤ちゃんは、頭もうるおい対策を
一般的に頭の皮脂分泌の多い赤ちゃんですが、季節やケア方法、赤ちゃんの体質によっては、乾燥によってトラブルを引き起こすこともあります。
その場合は、皮脂を落とすケアよりも、頭皮のうるおいケアが大切。未熟でデリケートな顔や体と同じように、保湿を心がけましょう。
赤ちゃんの頭の“うるおいケア”ポイント
①「オリゴモイストシャンプーHS」に切り替えてみるのも◎
乾燥頭皮の場合、ヘア専用シャンプーだと洗浄力が高く、さらなる乾燥の原因になってしまうこともあります。「オリゴモイストシャンプーHS」は頭皮全体がカサついていたり、頭皮に白っぽいフケのようなものができているお子さまの髪と頭皮もしっとり洗い上げます。
>「ママ&キッズ オリゴモイストシャンプーHS」の詳細はこちら
②熱すぎるお湯に注意
寒い時期は、シャワーの湯温を高めにしている方も多いはず。でも、熱いお湯は肌や頭皮の乾燥を招きます。赤ちゃんに最適な湯温は38~39℃。冬場も熱いお湯は避けましょう。
※ 皮脂トラブルが起きている赤ちゃんでも、同じく38~39℃が適温です。
③赤ちゃんからOKの低刺激頭皮美容液でうるおい補給
顔や体と同じように、乾燥状態の頭皮にはうるおいケアが大切です。ただし、大人の頭皮用エッセンスは、薬効成分が多く配合されていたり、使用感をよくするためにアルコールや香料が多く配合されていたりすることも。デリケートな赤ちゃんの頭皮では、トラブルを起こしてしまうことがあります。赤ちゃんから使える低刺激頭皮用美容液を使いましょう。
おすすめは「ママ&キッズ ヘッドモイストエッセンス」。低刺激で赤ちゃんも安心の美容液。乾燥が気になるときにササッとつけるだけで、うるおってすこやかな頭皮に導いてくれます。もちろん、大人の方にもおすすめです。
おわりに
今回は赤ちゃんの頭皮トラブルの原因と対策についてお伝えしました。皮脂分泌の多い頭皮は、しっかり汚れを落としてあげることが大切! 早速今日から正しいシャンプー方法を見直してみましょう。ただし、中には逆に皮脂も水分も足りずに乾燥頭皮に悩まされる場合も。そんな時には、顔や体と同じように、保湿ケアをしましょう。